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MAGIC (1982年)
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MAGIC
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解説 - MAGIC
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Owl ★★ (2004-10-07 22:53:00)

IAN GILLAN名義ではなくてGILLAN名義なんですけど、GILLANが登録されてないのでこっちにいれちゃいます(僕にはアーティスト登録の権限ないし)。
GILLANのアルバムで一番気に入ってるのがこのアルバムです。
スピーディーなWHAT'S THE MATTERで始まり、ミッド・テンポのBLUESY BLUE SEA、ポップなYOU'RE SO RIGHT、オドロオドロしいイントロとピアノが印象的なDEMON DRIVERなど、良い曲が目白押し。
個人的にはCAUGHT IN A TRAPだけちょっと今イチ。
ヤニック・ガーズも大活躍してます。
再発された時はボー・トラが何曲か入ってたけど、それは不要でした。いかにもアウトテイクって感じの、つまんない曲ばっかでした。でも、本編は本当にいい出来ですよ。
これ、入手可能?もしかして廃盤?まさか!



2. One Of Metal Fan ★★ (2004-11-19 11:10:00)

若いメタルファンの皆様には意外かもしれませんが、
Deep Purple本体が解散してから再結成するまで、イギリス本国で一番成功を収めたのは、
RainbowでもWhitesnakeでもなく、このGillan名義のバンドだったんです。
当時はNWOBHM全盛期から、それを経て世界中でメタルの息吹があがっていた頃。
本国イギリスでもIron Maiden、Def Leppardなどが次々世に傑作を送り出す中、
俺が大英帝国のハードロックのパイオニアだ、若いヤツらにゃ負けていられねぇぞ、
と暴れまくるGillanの姿が堪能できます。
で、それだけならこのアルバム、ここまで薦めはしません。
このアルバムのもうひとつの主役は、キーボード。
かなり独特の味付けがなされており、音のバランスで言えば、
リズム隊を除くとVo(だってGillan名義だし)>Key≧Gtという感じです。
Deep Purple第2期の怒涛のはっちゃけ具合と、再結成後の円熟の味わい、
バランスよくミックスされているGillanの声も絶妙です。



3. 火薬バカ一代 ★★ (2013-07-08 22:19:56)

表向きの理由は「ギランの喉に出来たポリープの治療のため」、実際は「DEEP PURPLE再結成に向けての布石」からGILLANのラスト作となってしまった'82年発表の5thアルバム。
ヤニック・ガーズ(G)が曲作りに本格参戦したこともあって、てっきりヘヴィ・メタリックな作風で攻めて来るものと思ったら、意外や、キャッチーに弾む“LONG GONE”や、哀愁漂う伸びやかなメロハー・チューン“LIVING A LIE”といったこれまでになくポップな楽曲を収録。基本的に本作は、前のめりな豪快さよりも整合性を重視していた前作『DOUBLE TROUBLE』のスタイルをそのまま受け継いでいました。
尤も、「とにかく時間がないのでちゃっちゃと作りました」的な粗さも目立った(トーメのペンによる楽曲も収録されていた)『DOUBLE~』に比べると、しっかりと煮詰められている印象で、何よりOPを飾る疾走ナンバー“WHAT'S THE MATTER”、“蒼き海原”なる邦題もカッコイイ重厚な“BLUESY BLUE SEA”を手始めに、本編に「勢い」が戻ってきている点もポイント。
英国HR然としたドラマティックな曲展開の上に、浮遊感を湛えたギランのVoが乗っかることで摩訶不思議な味わいを生んでいる“DEMON DRIVER”は、このアルバムならではの名曲と言えるのではないでしょうか。
まだまだ多様な可能性を感じさせてくれるアルバムだけに、これが最終作とは残念至極。



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