04年発表の2ndで、日本デビュー作。 さすがヨーロッパのバンドだけあって、RAINBOWやBLUE MURDERのバックボーンにTHUNDERHEADの突進力にちょとBON JOVI風味を混ぜたかのようないかにもなサウンドに仕上がっている。 RAINBOW風の“Moonsign"からスタートしTOBRUKみたいな“Virus In My Veins"と続く辺りは好感持てるし、中間のキャッチーなミドル“When Thunder Hits The Ground"もお気に入りだ。全体を通して聴いても良くまとまったいい作品だと思う。 ただ惜しむらくは爽やかな曲や名バラードがない事。そのためにちょっといいヨーロッパのバンドっていう印象しか受けない。日本ではこのタイプ苦戦必死なのだが、個人的には応援したいんだな。現在版TOBRUKに未来の扉は開くのか!?