この曲を聴け!
STICK IT IN YOUR EAR (1990年)
MyPage

STICK IT IN YOUR EAR
モバイル向きページ 
解説 - STICK IT IN YOUR EAR
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. タコスケ ★★ (2004-11-03 22:47:00)

とあるHM専門誌のアルバムレビューにおいてクソみそに扱き下ろされた「超」の付く名盤。レビュー担当者の権威とか、影響力の大きさ、そしてそれに踊らされる怖さを実感した。私は以後一切その雑誌を講読しなくなった。自分の耳で良し悪しを確かめることの大事さを痛感したからだ。レコード店に足繁く通って試聴をさせてもらい、良いと感じたモノを買う。良く考えれば当たり前の事なのだ。赤の他人の感性を信用する事がどれだけ危険なことか・・・・・。まぁ愚痴はこの辺にしてと・・・・・。このアルバムは冒頭でも言いましたように「超」の付く名盤です。捨て曲は一切なし、ヴォーカルはジョン・ボン・ジョヴィを数倍パワフルにしたような感じ。製作を指揮しているのはブルース・フェアバーン。これだけ条件が揃っていて駄作が生まれるはずがない。



2. 酒とバラの日々 ★★ (2005-03-10 18:08:00)

それこそ「捨てる神あれば、拾う神あり」じゃありませんが…自分はその「とあるHM専門誌」に
「90年代前半の名盤」としてこのアルバムが紹介されているのを見て、このアルバムを買いました。本当に雑誌のレビューなんて信用できないですね。。
…90年発表、後にデンジャーデンジャーに加入することになるカナダ出身ポール・レインの傑作ソロです。
タコスケさんが書かれているようにブルース・フェアバーンのプロデュースという新人アーティストにして超豪華な布陣のもと制作されたアルバムで、
名曲「DORIANNA」を筆頭に、クオリティはもちろん高い!!「アメリカン/メロディアス/ハードの隠れた名盤」といってもいいと思います。
ただ入手は意外と困難かも。東京の中古CD店を散々探し回ったあげく、地方のスーパーの処分市(笑)で発見したアルバムなんですよね…




3. 林川秋作 ★★ (2005-06-03 18:05:00)

その次の号かな、編集顧問がフォローしてた。
ポール・レインはヨイ曲を書くと。




4. cozy_ima ★★ (2006-06-22 22:19:00)

>HM専門誌のアルバムレビュー
確か60点台だったと思う。
LILLIAN AXEの3RDも確かそうだった。
>自分の耳で良し悪しを確かめることの大事さ
もっともだ。
BON JOVIに似ているとか、WHITESNAKEの物まねだの、全く関係ない。
実は私にとっては、80年代後半から90年前半にかけて多く発表された
作りこみのされたビッグロックアルバム群に中にはどうも好きになれ
ないものが多い。
このアルバムは、その一連の売れたアルバム群とは明確に異なる。
全てが名曲と呼ぶに相応しい。
こういうアルバムを聴かずして、ホワスネがいいとか、ボンジョヴィが
いいとか、ガンズ最高とか、MRビッグがいいとか、言っている人達は
正直悲しい。
いわゆる産業ロックと呼ばれるカテゴリーに属する作品で、これほど
完成度の高いものは過去も、現在もこのアルバムを除いて存在しない。
私もリアルタイムではなく、しばらくしてから中古レコード店を探し
まくってようやく見つけた。こういう宝物を見つけたときの喜びは
ひとしおだ。




5. ジョージベラス ★★ (2008-06-16 05:05:00)

これは素晴らしいですね。ポールレインのファーストにして最高傑作。ルックスも声質もボン・ジョヴィに似ている。音楽性も初期ボン・ジョヴィのようにキーボードとコーラスを多様しているメロディアスハードロック。しかし、ボン・ジョヴィよりも歌は上手い。この作品はかなりレアのようです。ちなみに再発されたのはボーナストラックが4曲も入っている。



6. メイフラワー ★★ (2009-01-02 19:40:00)

この人ってヴォーカルもソングライティングも最高だよね。
もっとアルバム作って欲しいよ。



7. サガ3 ★★ (2010-05-02 10:05:00)

いいアルバムですよね。
アメリカン・ロックがすきな人は必聴。



8. 失恋船長 ★★ (2018-10-26 18:06:00)

のちにDanger Dangerに加入、歌唱力のみならずメロディメイカーとしての才能も発揮したマルチプレイヤーのポール・レインが20歳ソコソコでリリースした1st。レーベルは大手のエレクトラ、プロデュースにブルース・フェバーンとバックアップ体制は整いました。端正なルックスは華やかな歌モノロックとの相性も抜群、楽曲に埋もれる事のない熱を帯びた喉を披露。実力に違いのない新人の登場となったのですが、日本一権威のある雑誌で低評価を喰らい、その文言を信じて疑わない狂信者の圧力のもと、残念ながら大きなリアクションを得る事が出来なかった不運の男。日本だけの話なら良かったがリリース時期が1990年というのもあり、本国でも思った成功をウケることが出来なかった。ルックスの良さを一番とするミュージックライフの女性編集者なら良かったのにね。やはりゴット伊藤を双璧をなす巨匠の酒井氏に叩かれたお終いでした。残念ですね。

実際雑誌を読んでいないので分かりませんが、伝聞ですが今でも覚えています、『BON JHON BOVIと名乗り、パロディですと言えば良い』みたいな事を論評したとか、気持ちは何となくわかりますよ、溢れ返った音楽だしね。でもブルース・フェバーンと言えばなんで、レコード会社オーダーでしょう、イケメンの彼を売りたいとね。茶碗洗いながらでも⑦とか聴けばBON JOVIだなぁと思いますからね。それでもRIOTの最新作よりはマシだよと言いたい。
それに酒井氏の個人的な思いで抹殺されたバンドは数知れず、他の編集者もジャケが酷いから減点とか、音楽に関係のない評価があったりしたのだから気にする事もないのですが、思いのほか世論は流されると言う事も身にしみて味わいました。

ワタクシ個人はこのアルバムを聴いたのが90年の中くらいなので偏見はありませんが、当時ならレコード会社やりすぎだぞと文句言っていたと思います。バラード⑧もモロBON JOVIだもんね。
80年代に培った売れる方程式を大導入したロックアルバム。全編○○風である。したがって潔癖な方は絶対に聴かない方が良い。酒井氏は64点つけましたが、その感性を支持するなら本作は限りなく0点になります、それほど類似性が高い作品ですから、しかし、その類似性を許容し皆がシェアするアイデアじゃないかと、歓迎出来るなら評価は確実に平均点を凌ぐ良品となるでしょう。

爽やかでキャッチーなメロディはフックに富んでおり洗練されている。そこに暑苦しいと言えるほど熱気のある歌が乗る姿は骨太さと作り込みのバランスが絶妙だ。

バラエティ番組のタイアップソングにもなった③など始めはBON JOVIのあの曲が始まったと思うほどの衝撃もありますが、2周回った今だからこそ楽しめるんじゃないでしょうか?
ひさしぶりに聴きましたがBON JHON BOVIの例えは秀逸だと思いますよ。レビューの全文を読みたいとすら思えます。そしてこれを聴き楽しめる我が身の緩さが恨めしい。




9. 火薬バカ一代 ★★★ (2022-12-13 01:38:53)

カナダ出身の才能豊かなシンガー/ソングライター、ポール・レインが、ブルース・フェアバーン・プロデュースのもと’89年に発表した1stソロ・アルバム。
それにしても国内盤のジャケットはちょっと酷過ぎやしませんかね。インディーズのパンク・バンドならまだしも、ポールのハスキー・ボイスを軸に、フックの効いたメロディと分厚いハーモニーがモリモリに盛られた「カナダのBON JOVI」的サウンドが託された本作に対して「よっしゃ、このジャケデザインで勝負だ!」と思えた担当者は一体どういう了見の持ち主だったのか?と。
あとOPナンバー①が7分以上ある大作の割にフックに乏しく、のっけでカマしてやろうとした挙句滑っている感があるのですが、一方で素直にBON JOVI路線を演ってくれている2曲目以降は一騎当千の逸品が揃っております。様々なアイデアを盛り込んでキャッチーにまとめ上げた②、パワー・バラードのお手本のようなメロディ展開が感動を呼ぶ④、80年代にありがちな曲名からして心浮き立つ⑤、乾いた哀愁を湛えてワイルドにロックする⑨…。中でも特筆すべきは、Gのケニー・ケイオス(POKERFACEやTHE DISTANCEも良かったですね)が奏でるイントロだけで一気に惹き込まれてしまう名曲③でして、心洗われるこの美しいサビメロはメロハー愛好家なら一度はお聴き頂きたい素晴らしさですよ。
そして、ポール・レインは今もBON JOVI路線の楽曲で才能を存分に振るって活躍してくれているので、良かった良かった。DANGER DANGER、THE DEFIANTSの諸作が気に入った方なら必ずや本作もツボにハマる筈なので是非チェックを。つか国内盤の再発が先か。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示