元ロイヤル・ハントのD.C.クーパー率いるヘヴィメタルバンドその名もサイレント・フォースの3rdアルバム!私はサイレント・フォースを聴くのも買うのもこの3rdが全くの初めてなのだが、とにかく自分のツボをとことん突かれました。皆がいいって言ってるけど好みがあるから別にハズレでもいいかなぁと思って試しに買ってみたんですがまずD.C.クーパーの声が非常に好みで更に楽曲も自分好みなもんでビックリするほど一瞬でこのバンドが好きになってしまいました。ただ1stと2ndは買いません。そこまでの熱烈さはないので(笑)この3rdの出来が素晴らしいから買った!本 当 に こ い つ は 良 い !正統な劇メロパワーメタル!(涙)劇メロといっても私の1番好きなHEAVENLYとは路線が全く正反対なのでこれはこれで好きな方向性をしてるバンドである。とてもバランスがとれた素晴らしいアルバムで、聴き込みなんぞは特に必要もなくどの曲も1回聴いただけでいい!と思えるであろう。私はこのサイレント・フォースの3rdの良さとエドガイのヘルファイア・クラブを聴いた時の良さが同じだった!!!!!!!!次々と溢れ流れ出す美旋律にもうやられた!とにかく完成度高すぎです。全曲クオリティが高く、とにかく素晴らしいの一言でパワー溢れるサウンドにこれでもかってほどの美旋律がのっているんですよ。1曲ずつに魂がこもっており完成度が非常に高いアルバムだと思いました。まず驚いたのが1曲目からなのだがその1曲「Ride the Storm」から再生するじゃないですか?どんなもんかねと再生してみれば、いきなり流れるのが「ひな祭り」のメロディなんですよ(爆)そう、あの日本の誰もが知ってる童謡です。「あかりをつけましょぼんぼりに~♪」「おい!まさかおまいらネタバンドか?!」と思ったのも束の間、究極の劇メロへと引きずり込まれました。ネタバンドじゃないですよ(笑)しかしなんて凄いことをするのだろうか・・・もうビックリ。日本人は失笑すること間違いなしだZe!しかし中身はどれも惜しみない美旋律過ぎてヤバいです。捨て曲は全くありませんでした。次に2曲目「No One Lives Forever」なんですがこれかなり好きです。ノリとメロディが最高でキャッチー!アルバム内でもかなり好きな曲に位置します。4曲目「Once Again」はバンド側はあまり気に入っていない曲だそうだが(笑)確かに展開も普通だしメロディも普通な感じではあるのだが私はこれ好きですね。これを試聴して買おう!と思ったというのもあるし、なかなかパンチのある1曲です。そしてまた好きな曲が6曲目の「Heroes」なんですが、このリズムパターンには確実にやられます。いや~アルバムのバランスがホントにいいな。この曲の挿入場所が絶妙でいい。2分半くらいからのクラシカルなギターもいいね。そして妖しげメロディ。7曲目「Death Comes in Disguise」はイントロのリフからしてかっこよくて、インペリテリを聴いてるみたいな感じを受けたな。ヘヴィサウンドでとにかく突き進むかっこいい曲だ!9曲目「Spread Your Wings」はバラードなんですが、子供の声「トゥインクル~トゥインクル~」(笑)とかいうのから始まり、(子供の声はD.C.クーパーの実の息子だそう)確実にソナタ・アークティカよりもいいメロディのバラードを書いているという印象を大に受けるこの曲最高なんですが・・・!泣いた!!!!!!!!!!!!!!それにしても本当にD.C.クーパーの声いいな。ロイヤルハントを試聴した時はそんなこと思わなかったのになんでだろうか!このVoめちゃめちゃイイんですけど・・・(涙)激 好 み !11曲目「Heart Attack」のメロディが1番きましたね。こいつは死ぬほどかっこいいぜ!!!!!!!!!!!やっぱパワーとノリで押し切る美メロバンドだ!!!そしてメタル好きでなくともこの馴染みの良いメロディは普通に楽しめると思う。疾走を追及する人や、正統派向きな方向性が好きではない人にはすすめないが適度な疾走感に全体的にド派手な楽曲構成、ギターが最高に格好良く、演奏も上手い上ヴォーカルが最高、そして何よりもメロディが本当にわかりやすく良いものなのでスルメアルバムとは違い、1回聴いただけでその良さは激烈にこちら側へ訴えかけてきて直に伝わる1枚です。なんか最近スカっとするいいアルバムないなぁと思えばこれがそのスカっとする素晴らしい1枚となるだろう!わかりやすいという点では飽きやすいのかもしれないが(笑)もうオープニングからエンディングまで死ぬほどパワーで押し切る素晴らしい1枚であるといえよう!やはり何度も言うがこのアルバムを聴いた感じはエドガイの「ヘルファイア・クラブ」を聴いた時と同じだから正統派で美メロなパワーメタルを聴きたい人はこれは買いだな!あとな、13曲目の日本盤ボーナストラックが死ぬほど最高なので買うなら絶対日本盤を買うことをオススメだ!久々にきたな。ニヤけるほどの劇メロが・・・!これは名作だ!心底メロディックパワーメタルが好きな人は是非聴いて欲しいアルバムですね。いやほんとに。これはメロパワ神のお導きよ・・・。
元ROYAL HUNTのD.C.クーパーと、山口県出身の日本人妻を持つギタリスト(笑)アレックス・バイロット率いるSILENT FORCEの3rd。アレックスは結婚式も山口県内で行ったそうですね。(笑) それはさておき、いやぁ驚きました! 購入前にラジオで①RIDE THE STORM聴いて、当然の如く「ひなまつり」には驚かされたことは言うまでもなく(笑)、メロスピ系のサビを聴いて「なかなか良いな」と思わされましたが、俺の経済状況もあって購入は控えていたんですが、年明けに中古で980円で売られているのを見て「この値段なら!」と即購入したんですが……。 RIDE THE STORM?ハッキリ言って単なる"掴み"にしか過ぎない、そう言ってしまいたくなるほど良い曲が詰まったアルバムです! 音的には①RIDE THE STORMや本編ラストの⑫WORLDS APART、日本盤ボーナスの⑬SAY MY NAMEはメロスピ的な音ですが、全体的には正統的なメタル作品です。そしてどの曲もメロディが凄い! ②NO ONE LIVES FOREVERはサビこそメタリックで押しの強い感じでさほどメロディアスというわけではないんですが(それはそれでかなりカッコいい!!)、サビの前のメロディが絶品!!非常にキャッチーでジャーマン的な明るさもあってメチャクチャ日本人受けすると思います!④ONCE AGAINもまた非常にキャッチーなメロディを持っていて、さらにSTRATOVARIUSの『HUNTING HIGH AND LOW』に似たギター・メロディも絶品!!⑦DEATH COMES IN DISGUISEのサビメロはアレンジを変えればROYAL HUNTの曲としても通用しそうなメロディでこれまた素晴らしい!! D.C.の子供の声から始まるバラード⑨SPREAD YOUR WINGSも全体的にアグレッシヴなアルバムの中でしっかり清涼剤としても、そして単に曲としても良い出来。 その後も⑩IRON HAND(これもサビメロが素晴らしい!)、⑪HEART ATTACK(イントロのギターのキレが最高!!メロディは勿論良い!!)、そして先程言ったメロスピ・チューン⑫⑬(どちらも言うまでもなくカッコいい!!)と流れ、最高潮の興奮を残しアルバムは終わっていきます。 それにしてもねぇ、ホント、良いメロディがメチャクチャ詰まってます!ここまでの充実度、そうはありませんよ!! D.C.の歌唱もROYAL HUNT時代よりもアグレッシヴでメタメタしいこの音楽に全く遜色なく、というよりも魅力増しというカタチで見事にハマッてます。 問題点を挙げるとするならば、⑧MERRY MINSTREL,⑩IRON HAND,⑫WORLDS APARTそれぞれのイントロの「ふぁふぉふぁふぉふぁふぉ~」ってな感じのイントロのギターの印象が似通って感じられたことと、上でも触れられてる「ひなまつり」や「第九」などの有名フレーズの導入でしょうか。前者に関しては大した問題じゃないし、後者に関しては個人的には歓迎なんですが、上の方で発言されてる方はマイナスに思っているようですね。多分、フレーズが有名過ぎるからなんじゃないでしょうか?余りに有名なんで"お遊び"として捉えられてしまう可能性も低くなさそうです。が、俺は好きです。(笑) 「もうD.C.クーパーに"元ROYAL HUNT"なんて肩書き、いらないかも」と思わせてくれる、それほど「このバンドを続けて欲しい!」と思わせてくれる内容です!メロスピ好きにも聴けるアルバムですが、より正統的メタルな音なのでその手のファンは是非!! でも、D.C.にはもうちょっとスリムになって欲しいなぁ…。ちょっと恰幅がよろしくなってきたようで……。 それから、アルバムに全く関係ないんですが、けんしょーさんの「真鍋ぇぇ!」(by大仁田議員)には笑わせてもらいました!(笑)ありましたねぇ、そんなこと。(笑)
なんと言っても元ROYAL HUNTのあのD.Cが在籍するバンドだけにラジオで#Ride The Stormを聴いたときの衝撃度が凄かったのできっとアルバムでも凄いものを引っ提げてくるだろうなと期待してた。が、これはその期待を遙かに上回る極上な作品だから驚く。とにかく緻密性が随所で窺えるほど練りに練られていて、なおかつ退屈感とは逆にぐいぐい美旋律世界へと導いてくれる、という繊細すぎる全体の構成力が素晴らしい。と言うのも今作は'歌'を重点に置いた作風により、色合いではアレックスよりD.Cのソウルフルで感情表現豊かな歌唱が最大の見せ場になっている。しかし、アレックスは一歩譲ったとはいえ、華麗で煽情感溢れるギターのメロディ・ラインは十分健在してると思わず頷いてしまうくらい鋼鉄ぶりを魅せてくれているから凄い。もちろん各メンバーの演奏は安定してるし安心感ある頼もしい存在であるのは確か。ともあれ、美旋律が洪水の如く、そしてエキサイティングな最高傑作。
D.C.Cooper(vocal)とAlexander Beyrodt(guitar)を中心としたメロディック・メタルバンドのサード・アルバム。オープニングの雛祭りのフレーズから始まる「Ride the Storm」は日本市場を意識した彼らの想いが表れた一曲。ただ、個人的には必要性を感じないし、楽曲そのものは非常に緩急をつけた展開で良いだけに残念な気もする。シンプルなギターリフが冴える「No One Lives Foever」やD.C.Cooper の伸びのある歌唱が素晴らしく、バックで流れるキーボードの入り方も絶妙な「Once Again」など佳曲が多いものの、「Death Comes in Disguise」や「Heart Attack」におけるAlexander Beyrodt のテクニカルでありながら露骨なクラシック・フレーズの引用に関しては疑問に思うところもある。基本的に楽曲の完成度は高く、音質もマイルドで聴きやすいだけにもう少しシリアスに作って欲しい。それにしても相変わらずD.C.Cooper は歌が上手い!
②の"No One Lives Forever"を試聴して迷わず買ったアルバム。正統メロディック・メタルアルバムの傑作だろうと思う。ROYAL HUNT時代とはまた違った魅力あるDC・クーパーの歌唱力には恐れ入る。ネオクラシカルなギター、アレキサンダー・バイロットの堅実なプレイも好印象。ルックスもいいね。