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REMORSE CODE (1982年)
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解説 - REMORSE CODE
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Recent 50 Comments



1. せーら ★★ (2004-11-21 16:27:00)

82年発表の唯一のアルバム。
中の下、もしくは下の上クラスのNWOBHMバンド。
NWOBHM史上、最も地味なバンド・TRESPASSをほんのちょびっと元気にしたような感じで、結局地味なことには変わりない。
このバンドの最大の欠点は、これ一曲で元取れると言える名曲が一つもないこと。他の中堅NWOBHMバンド、例えばHOLOCAUSTやQUARTZには「HEAVY METAL MANIA」「SATAN'S SERENADE」といった名曲がありますが、このバンドにはそれがない。出来はそれなりなんですが、どうもインパクトが弱く、普通の人なら3曲目辺りで寝てしまうかも。
しかしながら、随所で泣きのフレーズを発するギターは評価できます。
何か色々と考えさせられるアルバムでした。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2015-09-12 23:58:34)

後にSTATETROOPER立ち上げに関わるスティーヴと、SAXONに籍を置いたポール“FASKER”のジョンソン兄弟を中心に、NWOBHM期に活動していたバンドが'82年に発表した1stフル・アルバム。
NWOBHMのメロウ・サイドに属する、メロディとハーモニー重視の叙情HRサウンドがマニア筋でそこそこ評価された本作。個人的にも(かつて入手に苦労させられた思い入れ込みで)三ツ星評価を付けることに躊躇いはないのですが、ただ、じゃあこれがナウなヤングにウケる音かと言えば、正直かなり微妙なとこかと。
プロダクションのしょぼさはこの手のバンドの常と諦めるにしても、前へ出てくる割に終始不安定感が付き纏うVo(専任シンガーが見つけられなかったため弦楽器隊がシェアしている)や、センスは十分なのに主張の弱いツインG、そしてキメ曲不在によるフラットな本編構成etc・・・と、全体的に押し出しの弱い薄味な仕上がり具合に、彼らがシーンで確固たる地位を確立出来なかった理由が垣間見えるような。
それでも、少々頼りないハーモニーが却って楽曲の哀感を増幅してくれる①や、アップテンポの曲調にツインGが映える②、初期PRAYING MANTISを思わすポップな③、じめじめと貧乏臭く陰気な(褒め言葉)バラード④等、アルバム前半に居並ぶ楽曲は、本作がマニアに愛でられる理由をそこはかとなく伝えてくれる秀曲揃い。
「初期PRAYING MANTISを更にいなたく野暮ったくしたようなサウンド」と聴いて、食指がピクリと反応した貴方へ(いるのか?)お薦めする1枚。



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