どっかで見かけたことがあるよ~な気がするジャケを印象的な彼等の3作目です。 前作、前々作にも負けず劣らずの傑作だと思います。さすがにゲイリー・ブルッカー節は炸裂していますし、とにかくメロディーが良いです。そしてソウルフルな歌唱もいつものことながら聴いていて気持ちが良いです。 全曲よいと思いますが、僕が特に好きな曲は「A Salty Dog」「Too Much Between Us」「宵の明星」「果てしなき希望」です。とりわけ「Too Much~」はその雰囲気に酔いしれます。アコースティック・ギターによる静かな曲なんですがとてもムードがあって、夜に一人で聴いているとマジでロマンチックな気分になってしまいます。ほのぼの、でも気持ち哀愁!!!みたいなね(笑)。 でも「Juicy John Pink」や「十字架への流れ」なんかを聴くと次作『HOME』のブルーズ・ロック路線のまえぶれのような気がしないでもないです。 でもまあ良い作品だと思います。1stと2ndが気に入った人ならすんなり聴けると思います。
M.フィッシャーが参加したラスト・アルバム。 前2作同様、良作と思いますが、最近はほとんど聴かなくなったなぁ。 シー・シャンティを題材にした作品らしいですが、 それほど泥臭くなく洗練されたポップといった印象。 上の方があげた曲は、いずれも佳曲。他には、 All And This Moreなんかも、個人的にお気に入り。 1曲目は彼らの中でも代表曲のひとつ。 日本のテクノ界で一時活躍したH氏もジャケをパクッてますな。