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BLOOD & THUNDER (1982年)
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BLOOD & THUNDER
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解説 - BLOOD & THUNDER
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2014-09-25 22:40:20)

後年、デブゴン軍団MAMMOTHに参加したことでも知られるリーダーのケニー・コックス(G)が、我が国のメタル・ゴッドも解説で「臭そう」と太鼓判を押すその巨躯を晒しているジャケットが目印の、'83年発表の2ndアルバム。まぁある意味インパクトは十分だけど、本作に対するレコード会社のやる気と売る気のなさが伝わってくるようで、もうちょい何とかならんかったんかい、と。
アートワークの残念さに加え、シングルG編成になっている上、豪快にうねるOPナンバー①はゲップ音からスタート・・・と「掴み」には壮絶に失敗している本作なれど、音楽性自体はデビュー作の作風を継承。というか本編は更にアグレッシブにアップデートされている印象さえ有り。一層やかましくハジけるケニーのGプレイのみならず、メタリックな歌声のポール・マリオ・デイから、ブルーズ歌わせたら似合いそうな泥臭く荒れた声質のシンガーへと、フロントマンが交代していることもそうした印象に拍車をかけます。
タテノリのヴァースからヨコノリのサビへの変化が効果的なアルバム表題曲②、“国賊門”なる邦題が付けられたアップテンポの⑤、そして豪快さのみならず、泣きを纏った表現力でも新VoとケニーのGが冴え渡るドラマティックな⑩等は、MOREの確かな成長の跡が刻まれた名曲。
残念ながらラスト作となってしまいましたが、前作に勝るとも劣らぬクオリティを誇る1枚かと。



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