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METAL FOR MUTHAS
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解説 - METAL FOR MUTHAS
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Recent 50 Comments



1. せーら ★★ (2004-12-12 09:50:00)

NWOBHMの聖典と呼ばれた、コンピレーション・アルバム。
IRON MAIDENの「SANCTUARY」「WRATHCHILD」はオリジナルと別バージョンなので、ファンならこれだけのために買っても損はしないと思う。
良い曲が多いが、オススメはE.F. BANDとSAMSON。特にSAMSONの「TOMORROW OR YESTERDAY」はNWOBHM屈指の名バラードなので、必聴と言っておきたい。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2016-05-16 23:04:28)

'80年にリリースされ、NWOBHM勃発を世に告げた伝説のコンピレーション・アルバム(邦題は『へヴィ・メタルへの招待』)。…と持ち上げた端からゲロっておくと、名前は知ってても長らく聴いたことはなかったんですよね。'00年に国内盤がCD化された際に漸く購入した体たらくで。あとタイトルの「マザーズ」も「MOTHERS(おっ母さん)」だと思ったら「MUTHAS(メタル好きの野郎共を意味するスラング)」だったというね…。
しかし、やはり聖典扱いされている作品だけあって、NWOBHM関連のコンピ盤の中では質・量共に充実度はトップクラス。2曲収録という特別扱いで他のバンドとの格の違いを見せつけるIRON MAIDEN(クライヴ・バー加入前で楽曲の攻撃性がアルバム・バージョンに比べ然程でもないのが興味深い)を頭に、メロディアスなツインGを見事に活かし切ったPRAYING MANTIS、オドロオドロしさ全開で迫り来るANGEL WITCH、ドラマティックな泣きの名バラード提供のSAMSONといった、既にNWOBHMの枠内に収まりきらないサムシングを有するバンドから、SLEDGEHAMMER、E.F. BAND、ETHEL OF FLOG、NUTZ等、疾走感溢れるリズムと、リフまたリフのシンプルなコンビネーションで押し通すスタイルが、頭の天辺から爪先までNWOBHM枠内に浸かりきっているバンド群まで、実にイキのいい顔触れが揃う。やや毛色の異なるTOAD THE WET SPROCKETも良い塩梅のアクセントに感じられるぐらいで、こりゃ確かに全英チャート第12位にランクインして、世のメタル・ブームの発火点になった作品だけのことはありますわなと。
上記バンド群の中に気になるバンドが一つでもあるなら、買って損なしな1枚。




3. 失恋船長 ★★★ (2016-05-27 13:29:47)

1. Iron Maiden - Sanctuary -
2. Sledgehammer - Sledgehammer -
3. E. F. Band - Fighting for Rock and Roll -
4. Toad the Wet Sprocket - Blues in A -
5. Praying Mantis - Captured City -
6. Ethel the Frog - Fight Back -
7. Angel Witch - Baphomet -
8. Iron Maiden - Wrathchild -
9. Samson - Tomorrow or Yesterday -
10. Nutz - Bootliggers


NWOBHMのコンピとしても有名ですがメタル系のコンピとしても優れた内容と役割を果たした1枚。
いまだにシーンを牽引するMAIDENの2曲は別ヴァージョンという事でマニアには食指も伸びるだろうし、②③のSledgehammer、E. F. Bandは『Mausoleum Records』と契約を交わしアルバムをリリースするなど、興味深いメンツがそろい踏み、渋いブルースロックのToad the Wet Sprocket(NWOBHMじゃないような…)、NWOBHMのメロウサイドを代表する叙情派バンドのPraying Mantis、幻のEthel the Frogは代表曲で参加、サタニカルなカラーは一際異彩を放つAngel Witch、涙を搾り取る枯れた味わいのSamson、単音リフの懐かしいNWOBHMな響きのNutzでアルバムの幕が閉じるのですが、多種多様な音楽性が一括りとして紹介されている柔軟性がコンピ作の持ち味として発揮されている点が一番の聴きどころ。
正直今作をNWOBHMの金字塔的な扱いは、楽曲のクオリティや参加メンバーの脆弱さも含め過大評価されている点は否めませんが、新たなるシーンの勃発を告げる意義は大いに感じとれる一枚である事は断言できますよね。
当時の在り方やシーンの歴史を紐解く事に興味がある方なら一度は手にしてほしい一品です。



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