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SIGHの4枚目のフルアルバムです。「悪夢」をテーマとし、SEを大量に用いた一種のコンセプト・アルバムです。曲そのもは攻撃的で官能美溢れるSIGH流のダーク・ロックが大半を占めています。しかし、一聴してすぐ感じるのはその特異な楽曲構成です。
突然、関係のないメロディーが登場したり、未来と過去の時間軸が逆転したりと、まさに摩訶不思議な「夢」の世界を表現しつくしています。とはいえ、前衛的・実験的と言い切れないキャッチャーな一面もあります。これらは、イタリアの伝説のシアトリカル・プログレバンドDevil Dollの一連の作品を思わせます。ただし、SIGHの方がより世俗的で猥雑で痛快ですが・・・。 ゴシック、ブラック、ブリチッシュ・ロック、プログレ、クロスオーバー・・・・人とは違う音楽を求めるすべての方に聴いて頂きたいです!!

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