2005年2月28日、Nuclear Blastよりリリースされた6thアルバム。
ドラマーのDirk Verbeurenが加入して制作された最初の作品である。
今作を最後に、リーダー兼ギタリストのPeter Wichersがバンドから離脱している。(2008年に一時的に復帰している。)
音楽的には前作『Figure Number Five』に比べて多彩さを見せ、ここ2作でなくなっていたデススラッシュ系の高速ナンバーが復活している。
ギターリフは複雑さを取り戻しているものの、ギターがメロディアスにリードする旧来の要素は減ったままで、メタルコアのようなブレイクダウンやリフワークが導入された。
Recorded:September-October 2004, Fascination Street Recordings & Dug Out Studios
Producer:Daniel Bergstrand
2. J尾崎 ★★ (2005-02-22 13:51:00)
今回はリズム面(グルーヴ感)が多少変わってておもしろいんですが(Slipknot風味?)まぁあんまり気にしなくても全曲SOILWORK印なんで。①聴けば納得しますよみなさん。笑
やっぱり基本的には前作の踏襲なんですが、前作よりは分かりやすいメロディが減った分へヴィさが強調されてます。Gソロも貢献多し。ですが前情報の4thと5thの中間、融合ってのはちょっと違う気がしますね。
ていうかVoビヨーンにはホントアルバム出るたび進化しまくっててビビるんですが、今回も凄いです。この手の音楽でココまで歌えるのはそうはいないんじゃないでしょうか。個人的にはIN FLAMESのアンダースを遥かに凌駕しちゃってます。
もはやこのサウンドでは「メロディックデスメタル」ではないのは明らかです。しかしこの圧倒的な完成度、怒涛のごとく刻まれるリフ、そして豊かな歌メロ、間違い無く超一級のへヴィメタルです。今年のベストアルバム候補。彼らにはこれからもメタルの新たな境地を切り開き続けていって欲しいものです。