Ⅲ期のライブ盤としては演奏、バランスとも秀逸です。“Smoke On The Water"はⅡ期の終わりごろからこの4度下からのイントロになりましたが、こっちの方がいいなあ。 同名のアナログブート盤では、MCの紹介がノーカットで聴けます。 This band has been told the loudnest band in the world, and the Guiness Book of records. So put your hand together please, BURN with DEEP PURPLE!(間違ってたらすいません)
ブックレットには日本語による解説もしっかる入ってるものの、これはやっぱり海賊盤なんでしょうなぁ。中古で買ったから良くわからないけど…。ブックレットを見てみると、同じシリーズで他のアーティストのものも沢山出てるそうじゃないか。前にB!誌の質問コーナーで「有名なブートレッグ・シリーズがある」なんて解答があった気がするけど、これがそのシリーズか? なんてどうでもいいですね。 とにかく、1972年(ライナーによると6月30日ではないか、と)に英国はBBC放送のラジオ番組出演時の演奏だそうだ。曲間に司会者らしき人の解説や観衆の声、イアン・ギランの声なども入ってます。サウンドはたまに音が割れてしまっているか?と思えるときもありますが、かなり良い状態です! 演奏そのものは『MADE IN JAPAN』で聴けるほど鬼気迫るものではないにしろ"その時々で違うソロ"などは聴いていて「こう来るか!」と興奮することもあるし、若干割れてしまう音のせいもあってイアン・ギランも声の迫力はさすがのものです。 ちなみに選曲は 1,HIGHWAY STAR 2,STRANGE KIND OF WOMAN 3,SMOKE AND WATER 4,NEVER BEFORE 5,MAYBE I'M A LEO 6,LAZY 7,LUCILLE(リトル・リチャードのカヴァー) 『STRANGE KIND OF WOMAN』ではリッチーとギランの掛け合いもしっかり入ってます! 個人的にはかなり楽しめました!これが250円で売られていたとは……。なんか泣けます。 結構お薦めです!!
この音源は英国のBBCで放送されたものが元。アルバム「紫の炎」リリース後の英国でのライブ。 やはり注目するのは代表曲「Smoke on the Water」二人のヴォーカルのぶつかり合いは聞きごたえたっぷり。グレンのやり過ぎでカヴァーデイルの立場もなしだが、会場は熱狂的に新しいアイデアを歓迎している。 ライブだから求められる再現性とインプロ。第3期がいかに優れたミュージシャンが集合していたかを、この一枚で明確に表せている。しかし日本では第2期がやたらと人気が高い、それはひとえに我が国での来日公演がなかったからだろうと言われている。 やはり伝説のLIVE IN JAPANの影響が大きいのだろう。