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SILK DEGREES (1976年)
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SILK DEGREES
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解説 - SILK DEGREES
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Straysheep ★★ (2005-01-12 09:06:00)

1976年発表の6thにしてBOZ最初で最大のヒットアルバム。
同年EAGLESが「HOTEL CALIFORNIA」で表現した一つの時代が終った後の寂漠感と、先行きが見えず狼狽する不安定な時代への苛立ちは、このアルバムでもはっきりと表現されている。
代表曲である「LOWDOWN」中の「YOU」とは、軽薄で刹那的な「今」という時代の暗喩であり、変わってしまったキミ=変わってしまったアメリカを表現している。当時、時代の先端であると思われていたVAN McCOY風のDISCO MUSIC調アレンジもまた、皮肉な気分を際立たせる仕掛けとなっている。
「IT'S OVER」、「LIDO SHUFFLE」では偉大にして約束の地であると信じていたアメリカへの、断ちがたい思いを抱えながらも断ち切らねば前に進めないやるせなさを滲ませ、ラストの「WE'RE ALL ALONE」では、信じられるものは共同体(=合衆国)の理念より、目の前のキミとのプライヴェートな幸福であると思い到る。身悶えするほどメロウなアレンジが何ともインパクト大である。
70年代後半、アメリカ音楽シーンの一大潮流となるアダルト・コンテンポラリー・サウンドの先駆けとなる、ロックミュージシャンによる「ポスト・アメリカンロック」の一つの方向性がこうして示された。
全篇に渡りDAVID PAICHの的確なアレンジメントが冴えており、おしゃれ系サウンドの代名詞的に語られることの多い作品ですが、内包しているテーマは結構辛口だったりするモンなのです。



2. yahmindani ★★ (2005-09-08 15:22:00)

BOZといえばAORの代表のように言われているが、このアルバムは決行ドロ臭い感じである。また、BOZの全盛期であり最高傑作である。
後で感じるのはバックはやはりTOTOだな~と感じる。



3. くうかん ★★ (2006-11-28 23:19:00)

雰囲気のある、大人のロックですね。



4. BLACK MURDER ★★ (2007-04-17 17:17:00)

曲も素晴らしいし、アレンジも最高。この後流行るAORというジャンルの先駆け的な作品。ジェフ・ポーカロが冴えまくってる!!


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