DARK TRANQUILLITYは前作DAMAGE DONEで見事に復活し、メロデスの傑作を作った。だがこの作品はその傑作であるDAMAGE DONEをありとあらゆる面で超えた。前作よりも、よりアグレッシヴに、メロディアスに、そして、疾走感もアップし、ダークでメランコリックなメロディにはますます磨きがかかっている。この作品を作り上げたことによって、彼らは彼らにしか出来ないようなダークでメランコリックな世界観を完成させた。ダートラワールドここに極まれりである。よく、初期の路線も感じられる、といわれているらしいが、彼らは初期に戻ったのではない。初期のエッセンスを、現在のダークでメランコリックな世界と融合させることによって、「超進化」したのである。素晴らしいバンドだ・・・・ ただ、前作ほどのキラーチューンがないのは真実だ。また、ぶっちゃけボーナストラックも要らない感じ。最後の最後ですこーしだけだれる・・・・だが、そんな欠点など感じられないくらいこのアルバムは、「買い」であることは絶対に間違いない!!!!
Dark Tranquilittyの最高作は、“Damage Done"だと思っていましたが、この“Character"を聴いて、ビックリしました!格好良い!Damege Doneとは違う格好良さがある!しかも、PVで、Stanneが動いてる!(T▽T)悶絶物です!最高傑作です!来日したら、絶対に行きたいです!
このバンドはアルバムごとにどんどん進化していっていますよね。さいきんのバンドによく見られるメタル路線にいってしまう(children of bodomやらinflamesやらarch enemyなどなど)傾向がまるでなし!それどころかよりブルータルにそして複雑になっていますよ。Damage doneもいいけどキーボードいれすぎてギターが少し影にかくれたような感じがしたので、両方とものバランスが取れているCharacterのほうがいい。っていうか最高傑作!あとボーナストラックにPunish my heavenがほしかったなー。(笑)
42. 最果て ★★ (2005-09-23 16:21:00)
一発目のThe New Buildでヤラれた。特に捨て曲は無く他の曲も秀逸ですが、個人的にCharacterはこの曲に尽きます。何て言うか「Dark Tranquillityの真髄を全て内包している曲なんじゃないか」と思うほどです。
Children of Bodomや Arch Enemyといったデスメタバンドにちょっと物足りなさを感じ始めていた頃になにげなく購入して、いきなり1曲目から戦慄を覚えました。 今までDark Tranquillityというと濃い~デス声にコテコテのメロディがくっついたようなイメージが勝手に自分の中にあって・・・。しかしそんな先入観はこの1枚で完全に消え去りましたね。 確かにミカエル=スタンネのデス声は濃い方だと思いますが、B級バンドのそれとは一線を画しておりむしろ聴きやすいと思ったくらい。全体的に聴かせるギターソロは少ないにも関わらず、リフのメロディがそれを補ってあまりあるほどで、退屈させないですね。キーボードの存在が気になるところですが、ネオクラ路線ではありません。時にはメインのメロディを奏で、時には引き立て役として随所でいい味を出してくれています。
Dark Tranquillityで1枚、選ぶとすると、前作の「Damage Done」か、この「Character」でしょうね。IN FLAMESやチルボド、SOILWORKが近作で商業路線(と言ったら言い過ぎ?)に走る中、メロディック・デス路線を突っ張っしてる感じがして、すごく好感もてるし、応援したくなっちゃいますね。 キラーチューンって感じの代表的な曲はないような気がするけど、どの曲も良くて、捨て曲がないのもいいです。
7TH。今も聞くたびに、この作品の美旋律・ブルータリティが奇跡的に融合した圧倒的完成度に涙腺が緩みます。文句なしにメロデス界至宝の1枚!掛値なしにこのサイトに来た人に言える"このCDを買え!" 追伸:18日渋谷O-EASTライブ、自身DTの3回目ライブでしたが過去最高に満足しました。最後にアンコールで演奏された"The New Build"。もはや神曲と呼ばざるを得ません!