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BOLERO (1997年)
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BOLERO
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解説 - BOLERO

1997年3月5日、トイズファクトリーよりリリースされた6th Album。
前作『深海』から約8ヶ月ぶりのアルバム。
ジャケットには異国の少女が一人、一面に咲き広がるひまわりの中でボレロの代名詞でもあるスネアを叩いている写真で、メンバー以外の人物がジャケットに起用されたのは本作が初めて。
前作に収録されたシングル曲が「名もなき詩」「花 -Mémento-Mori-」の2曲のみで(ただし「マシンガンをぶっ放せ」は後にシングルカットされた)、それ以外の『Atomic Heart』以降に発売されたシングル曲がアルバムには未収録になっていた。そのため、本作には「Tomorrow never knows」「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」「【es】~Theme of es~」「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」とリード曲「Everything (It's you)」の5曲のシングル曲が収録された。
発売前に一部雑誌には「青盤(『深海』)」と「赤盤(『BOLERO』)」による2枚組という情報も流れた経緯があり、『深海』と同時期に制作されていたが、『深海』のテーマにはそぐわないという理由で収録しなかった曲もあるため対になっている面がある。当時の雑誌のインタビューで桜井は「(『深海』と『BOLERO』は)3Dメガネの青と赤のようなもの。両方揃って初めて立体に見える」と述べた。大ヒットしたシングル曲が多く収録されたのは「ファンへの感謝の気持ち」とのこと。一方、小林は「(ベスト盤的な要素のある)このアルバムはいいものなのかどうかわからない…」と評価を濁していた。
シングル・アルバム通じて自身最高の初動売上を記録した。累計売上は『Atomic Heart』に次いで2番目に高く、オリコンの集計でアルバム2作品で300万枚を達成したのはMr.Childrenが初めてだった(後にglobe、B'z、宇多田ヒカルも達成)。


プロデュース:小林武史

チャート最高順位
週間最高順位1位(オリコン)
1997年度年間順位2位(オリコン)
登場回数38回(オリコン)
オリコン歴代アルバムランキング14位
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. SCARECROW ★★ (2005-01-21 16:46:00)

シングル満載、しかもそのどれもが名曲という贅沢な感じのアルバム。
タイトルチューンはラヴェルの名作、ボレロを元にしたスケールの大きい曲。
この曲を始めとし、シングル以外の曲もハイレベル。
ジャケットも印象的。




2. すみれ ★★ (2005-02-05 01:26:00)

ベスト盤並みに豪華です。
一度は耳にしたことがあるだろうヒットシングルがたくさん収録。
でもアルバムの流れはキレイにまとまってるので、さすがです。
特にプロローグからEverything(It's You)の流れがよいな~
聴きやすいので初めてアルバム手にとるひとに薦めたい。



3. 3割2分5厘 ★★ (2006-08-11 13:33:00)

最初に聴くならこの作品が一番かも。
ヒット曲満載。てかシングル入れすぎですね。




4. 蜻蛉屋 ★★ (2006-11-04 14:36:00)

ヒットしたシングルがたくさん入った豪華なアルバム



5. バス ★★ (2007-04-13 23:29:00)

ヒットしたシングルの裏にひそむアルバム曲が、非常~~に良い
単なる恋愛の歌は辟易だが、これは桜井氏の葛藤が曲に上手く昇華されていて
聴き応えが抜群!!
私はアルバム曲だけを聴いております。



6. 名無し ★★★ (2015-03-26 19:13:23)

アルバム曲が、数多い大ヒット曲であるシングルに埋もれてしまってる感が否めないのはB'zのLOOSEと似ている。
というか、この時期の彼らの心境とリンクしているのはむしろアルバム曲ですね。
アルバム曲とシングル曲のギャップがすごい。
豪華だけど、ちょっとシングルは詰め込みすぎですね。


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