04年発表の4th。 初めて聴いた時はONSLAUGHTの“IN SEARCH OF SANITY"の時代に出たものの復刻盤かと思った程、80年代後半のスラッシュ寄りのパワーメタルのままで古臭いなぁ、ってな印象だった。ただ元々そんなサウンドは結構好きだし、このバンドっていいメロディセンスをしていると思う。アグレッシブでメロディアスな“The Power Within"、これは佳曲“Against The Wind"、押しの強いタイトルトラック“One Step Beyond"あたりは聴いていて気持ちがいい! 何か自分達の好きな音楽を時代とか流行りとか気にせず、何事にもモまれることなく作るとこうなるんじゃないかと感じる。 結局、オーストラリアの有袋動物って外敵が少ないためあの大陸で独特な進化を遂げた結果な訳だけど、彼らのサウンドを聴いていると、200年後くらいにはオーストラリアには独特のヘヴィメタルが出来上がっていそうな気がこれを聴いているとしてくる。是非ダーウィンに聴いてもらってご意見をお伺いしたい(笑)