前作はあまり好きではなかったのですが、今回は本当にいいです。
前作は確かに哀愁や陰鬱さはありましたが、曲が平坦だったと思ってました。
しかし、この作品はどの曲にもフックがあり、聴き易くなっています。
若干SENTENCEDっぽくなっていると思いますが、デス声を交えたり、キーボードを駆使したりして、彼らとの差別化はきちんとできています。
もちろん持ち前の哀愁さは健在で、それに関しては彼らの今までの作品群の中でずば抜けていると思いますよ。
SENTENCEDファンはもちろんのこと、ENTWINEやHIMなどが好きなら、気に入る作品だと思います。

このバンド、SENTENCEDと並んで昔から大好きです。前作も悪くはなかったのですが、個人的にはアルバム中の一曲一曲の印象が薄くて、前々作と比べたら印象は薄かったです。
ですがこの作品は曲の個性もあり、かつ上の方も書き込んでますが、哀愁メロディの出来が最高です。
というか、なんで日本盤がでないんだろうか。
昔は出ていただけに、今回の出来で日本盤がでないとしたらがっかりです・・・

最近手に入れました。本当にいいアルバムですね。前作は正直曲が単調だったと思うんですが、今作は素晴らしいですね。前々作もよいアルバムではあったのですが、アルバム全体の完成度や深みは今作のほうが断然上ですよね?スペルクラフトの頃の勢いもいい意味で復活していて、デジタル風味と混ざり合い素晴らしいです。
ボーカルも素晴らしくて、前作は声が掠れ気味だったように感じたのですが、今回は本当にいいです。表現力もかなり増していますよね。
個人的には3から6曲目の流れが好きですね。
特に6なんかは個人的に最高です。
それにしてもゴシックというか、男性ボーカルによるこの手の作品への日本での評価は低いですよね。
やる瀬ない思いでいっぱいですよ。
日本でもこの手のバンドが知られていないだけで、需要自体はあると思うんですけどね。
センテンストやインフレイムスみたいにナショナルチャートで1位というほどではないにしても、ドイツをはじめヨーロッパではそれなりに売れているのでしょうか?
本当に彼らのようなバンドにはがんばってほしいですね。