この曲を聴け!
FUTURE MIRACLES
MyPage

FUTURE MIRACLES
モバイル向きページ 
解説 - FUTURE MIRACLES
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. BLACK MURDER ★★ (2005-01-31 10:45:00)

FMのスティーヴ・オーヴァーランドとピート・ジャップがギターに元TENの名手ヴィニー・バーンズを迎えて、バンド名を「THE LADDER」として2004年10月に発表した作品。ここに収められている楽曲の半分以上はFMの1stと2ndの頃に書かれたのもであるから、当然あの頃のFMの匂いがする良質のハードポップだ。サウンドが当時のキーボードたっぷり、という感じではないものの当時のFMファンならば当然気に入ると思う。中には後期FM的なブルージーなものもあるがどれもポップなメロディーを有するので違和感がない。ただ、ヴィニー・バーンズはTENの頃のように弾きまくっている感じではない。プロデュースはスティーヴ・モリス。
とにかく、オーヴァーランドが冴えまくってるし、FMが好きな人は絶対買いなアルバムですよ。




2. anthem ★★ (2006-11-06 10:16:00)

何じゃコレ!いや~DISK UNIONで輸入盤特価1000円で売ってたこともあり試しに購入してみたら・・・傑作じゃないですか(^^)
まぁ上のBLACK MURDERさんが書いてらっしゃるようにメンツがメンツなんで駄作はありえないだろうと思ったけど・・・正直FMの1st~4thと比べてもこっちの方がいいと思う。スティーブの唄は相変わらず洗練されたポール・ロジャースってカンジで文句ナシだし、TENよりも洗練されたフレーズを聴かせるヴィニーのプレイもよい。
当然音質やアレンジなどもA級の出来。でも肝心なのは楽曲・・・なんだけど、これがまた素晴らしい。「CLOSER TO YOUR HEART」はブルージー過ぎてイマイチだった3rdに入っていた唯一の哀愁系の佳曲「CRACK ALLEY」をテンポアップさせて都会的な洗練を加えたような名曲だし、他にもバラードやポップな曲など、メロディの立った良い楽曲が満載。少なくとも傑作と評されたHEARTLANDの『MOVE ON』くらいは評価されるべきだろう。
この“買って良かった"感は以前CHANGE OF HEARTの1stを聴いた時の驚きにも似ている。ぜひ廃盤になる前にどうぞ。




3. cozy_ima ★★ (2007-03-15 23:33:00)

北欧系のメロディアスハードは確実に進歩して、特に2000年以降
目覚しい発展を遂げているが、一方の
ブリティッシュ系のメロディアスハードは、BAD CO以来、一貫して
そのスタイルを貫き通している。
新味に欠けると言ってしまえばそれまでだが、しかし、この英国の
気品に溢れるメロディは、やはり文字通りブリティッシュバンドにしか
出せない味である。
バーンズのギターは個人的に、それほど支持するほどでもないが、
楽曲に溶け込んだ、手堅いプレーをしている。
そして、何よりも本作の一番の魅力は、そのボーカルに尽きる。
BAD COのロバート時代にも通じるような、絶妙なメロディが次から次へと
飛び出してくる。
特筆すべき名曲も多い。
ブリティッシュ系メロディアスハードの傑作アルバムとして本作を押したい。




4. ムッチー ★★ (2012-08-30 01:41:37)

2004年発表の、FMのスティーヴ・オーヴァーランド(Vo.)とピート・ジャップ(Dr.)を中心に、
WILDLIFE時代の同僚のボブ・スキート(Ba.),元TENのヴィニー・バーンズ(Gt.)で結成されたバンドの1st。
実に良質のメロディアスハード、ハードポップです。哀メロを好む人には特におススメ。
個人的には、少々ソフト過ぎて平坦な印象があって、途中ダレそうになるので、
もうちょっとハードな曲がほしかった気もしますが、メロディのクオリティはどれも高いです。

自分の場合はFMは全くの未聴で、ヴィニー・バーンズを目当てに購入しましたが、
ヴィニーのプレイは控え目ですね。とはいえ、ツボを押さえていて、流石と唸らされます。
そもそも、ヴィニーがこのバンドに参加したきっかけは、2003年に製作したBURNS BLUEのアルバムで、
リズムセクションを務めたのがボブとピートだったからなんですが、
そのアルバム『WHAT IF…』も非常に良い作品なので、興味のある方は是非聴いてみてください、
…と、最後にちょこっと宣伝(笑)。




5. 火薬バカ一代 ★★★ (2022-09-28 23:51:28)

6th『DEADMAN’S SHOES』を最後に解散状態にあったFMの再結成を企図して、スティーヴ・オーヴァーランド(Vo)とピート・ジャップ(Ds)がお蔵入りしていたFMの未発表音源のレコーディングを行うも、バンド名を巡る権利関係の壁がクリアできず、結局THE LADDERという名義を用いて'04年にリリースした作品。ちなみにギタリストとして起用されているのは、当時TENを脱退して浪人中の身だったヴィニー・バーンズです。
制作の経緯が経緯だけに、本作に託されているサウンドは完全にFMのそれと一致。のみならず1st『INDISCREET』や2nd『TOUGH IT OUT』といった初期作と同時期に書かれたマテリアル(中には作曲時期が前身バンドのWILDFIRE時代まで遡る楽曲もある模様)がメインのため、ブルージーな色合いよりもハードポップ・テイストが勝っている辺りも個人的には嬉しい限りです。
勿論、ブランクを全く感じさせない、ますます円熟味を増したスティーヴぼソウルフルなVo、雇われ仕事ながらツボを押さえたGプレイを提供してくれるヴィニーを始め、各メンバーのパフォーマンスに関しても文句なし。とりわけ歌とギターの魅力が遺憾なく発揮された、アルバムのOPを軽快に飾るハードポップ①、避暑地に吹く一陣の涼風の如き哀メロ・チューン②、哀愁のメロディとキャッチネスが程好く同居している④辺りなんて、「このクオリティで何故お蔵入りに?」と首を捻らざるを得ない名曲っぷりですよ。
FMファンなら必聴ですし、逆に「ブルージーなのはあんまし…」というメロハー愛好家にもお薦めできる1枚。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示