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Angel of Retribution
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Angel of Retribution

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コメント・評価



101. ラム ★★ (2005-06-28 13:16:00)

judas priest初心者は聞かないほうがよい。



102. メタル伝道師 ★★ (2005-07-16 00:43:00)

メタルゴッドの記念すべき復活作品。
DVD付き初回版が買えなかった時点で中古で買うかーと思い遅ればせながら今日
やっと手に入れた・・・俺は愚かだった・・・もっと早く新品で買っとけばよかった。
とにかくすばらしすぎる、ペインキラーのように疾走している訳ではなくミドルテンポ
な曲が中心なのにかっこよすぎる、このアルバム全体に漂う緊張感・昔のような
ハイトーンが出なくなったにも関らずオーラ出まくりのロブのボーカル、そして全く
衰える事のないグレン、KK、スコットのドラムはこのアルバムでは淡白ですが(笑
さらにラストのネス湖で感動する事必至!大作なのに全くダレル事がなくメロディが
完璧すぎる、展開もすげぇし、まさかロブ復帰作第一弾でこんな曲を作るとは思わなかった。
judas priestは「メタルゴッド」それを再確認したアルバムだった、メタルに史に残る
名盤と言ってもいいすぎではない!!
さてこれからしばらくこのアルバム漬けの日々が続きそうです(笑




103. メタラァ ★★ (2005-08-13 12:52:00)

俺にとって初めての"JUDAS PRIESTの新譜"であり(まぁ、『DEMOLITION』が発売されたときもメタルは聴いてたけどまだ聴き始めで、何が発売されてるか、どれが新譜かなんて知らんかった…)、しかもそれがロブ・ハルフォード復帰という記念すべき作品となったわけです。
ラジオ等では発売に最も流れていた『REVOLUTION』、これ、個人的にはイマイチ、はっきり言えばつまらなくて「あ~、ど~しよ…」と購入を迷っていたんですが、DVDも付くことだしってことで買ってみました、発売日に。
いやぁ、やっぱDVD付き買ってよかったよ!メチャクチャカッコ良いね!『BREAKING THE LAW』のオープニング、あれだけで感動出来ちゃった。
ま、ロブの動きとかには不満もなくはないけど、御歳数十歳(笑)で20キロはあろうかというあの衣装を着ているだけでも「嗚呼、鋼鉄神…」と感慨深くなってしまうってもんです!
で、肝心のCDの方なんですが、うん、良い作品でしょう。
ただし、個人的に"圧倒的な名盤だ"とか"これぞメタル・ゴッドたる迫力"を感じたかと聞かれると、正直そんなに…。
まず、「凄い!」と思わされたのが似た曲が1つもないということ。各曲がヴァラエティに富みながらも楽曲の出来が水準をたやすく越えていること。(前述の『REVOLUTION』はね…、個人的には…)1曲目『JUDAS IS RISING』のオープニング、ロブの"復活の狼煙"のヴォリュームが徐々に上がってくる様は本当に感動的だった。
そしてロブの復帰作ということで、『THE HELLION/ELECTRIC EYE』か『PAINKILLER』タイプのオープニングを迎えるかと思いきや、全くそうではなかったこと。過去に縛られず、再結成であることに拘らず、新たなるスタートとして本作を作ったんだなぁと。
アルバムの流れを良く、往年のプリーストらしさ、そしてリッパー時代も無駄にはしていない要素も含み、起伏に富んだ展開を見せてくれる。
…なのに、なんで俺はこのアルバムに対して「傑作です!!」ということが出来ないんだろう?
多分、単純に代表曲の欠如。そりゃあ勿論、個人の趣向によるもので「これがこのアルバムの代表曲じゃろがぁぁ!」と言う人もいるでしょうが。『LOCHNESS』は素晴らしい歌メロを持ってます。ただ、インスト・パートが"無理に"長い気がしてしまいます("無駄に"とは違うんですよね…)。他も、良い曲・名曲と呼べる曲はしっかりあるとは思いますが、どうにも「これがあるからこのアルバムを聴くんだ!」と言いたくなるようなモノが見つからない…。単純にそこですかね。うん、そこなんでしょう。
しかし、先述の通り、過去に縛られていない、彼等の前身しようという姿勢はカッコいいし、悪い作品どころか力作と呼べるものを提示してきたメタル・ゴッドには感服します。




104. 鉄鉢 ★★ (2005-08-14 23:52:00)

祝・ロブ復帰 & メタル・ゴッド復活。
21世紀の今、ある意味このアルバムはその存在意義だけでも非常に「価値ある」一枚と言えるのかも。
概ね期待通りの出来。ファストチューン「Deal With The Devil」・・・僕はコレで完璧に打ちのめされてしまいました。
(正直この曲みたいな単純明快キラーチューンがもう少し欲しかったのですが。・・・贅沢かな ? )
飽きず・ダレずに最後まで聴き通せました。いや、それだけの説得力ある内容だと思います。
・・・でもまぁ、このアルバムが今後全てのHMフリークのマスト・アイテムとなり得るか ? 、と言うとやっぱり正直「微妙」かなぁ。
現段階での評価はまだチョット難しい。
このメンツでもう一枚アルバム創ったら(はたして何年後か ? )、その時やっとコレの真価が解るのかも。
とりあえず・・・「超」力作。間違いない。




105. けんしょー ★★ (2005-09-01 20:30:00)

もっかい書きます。
何回か聴けば良く聞こえるのかもしれないけど、それはもしやただの慣れではないかな。
そこまで温情をかけるのは、周りで懸命に頑張ってるバンドに失礼。
ナベツネがシーズン中に星野SDを次期巨人監督にとか言うくらい失礼だし、
低偏差値のアホ芸人が「自分が笑われてる」のを「自分は笑わせられる」と勘違いしてるほど失礼。
「TURBO」はいろいろ言われたけど、今聞けばいい感じでしょ。
しかしこのアルバムはなあ・・・。
音楽として楽しめない。わざわざ正座して聴かなくてもいいやろ。
と、10年たっても思ってしまうJUDAS PRIEST。
それは、PRIESTだからという業です。
存在意義がDIOに似通ってきても、まだまだ神を望まれるプレッシャーに屈しないのは
しかし本当に凄いです。
並みの人間じゃ無理ですよ。
ほんと、どうしましょ。
めったに聴きませんが手放すつもりはまったく無いです。
ほんと、どーしましょ。




106. shin。(リニューアル) ★★ (2005-09-13 00:24:00)

(´・ω・`)ホスイ…。買おう…。ハロウィンとガンマレイと散るボ度に取っておいたお金だけど。ぷリースとのこのアルバム、そんなかっこよかったんだ…。うう、もっと早く買えばよかた。



107. ブラストビートン ★★ (2005-10-01 03:49:00)

ロブハルフォード復活!!私はJUDAS PRIESTに命をささげてもいいとまで思ったほどこのバンドが好きである だが正直最初にそのニュースを聞いたときはなんとも思わなかった なぜなら過去の作品以上のものを作るのは100%無理だと思ったしグレンティプトンの最近の曲を聴いて彼の作曲能力の低下を感じていたからだ 「ロブが復活してもダメだろうな~」なんて寂しいながらもそういう印象を持っていた 期待はせずとも大好きなバンドの新譜なので発売日に買いに行きドキドキしながら再生ボタンを押した
はっきり言って最低の出来である 大好きだからこそ厳しい評価をさせてもらう はっきり言って聴く価値はほとんどない ある程度予想は出来たが非常に残念だ このバンドは「Rocka Rolla」~「PAINKILLER」でやめておいた方が良かった


108. 枯林 ★★ (2005-10-15 13:33:00)

熱狂的プリーストファンではありませんが話題になったし中古で安かったから買ってみました
初心者ですが、すごくいいアルバムだと思いますよ
ただスコットのドラムは皆様のおっしゃる通りつまりません
ツーバスが得意なのはわかるんですが、無駄にパタパタしすぎです
気に入らない点はそのくらいで、その他は問題ないと思います
同じような音楽趣味を持っている人たちの集まりでもやっぱり感覚の違いってやつが大きいですね。
かなりの出来だと思うんですけど…




109. ×××ミンチ ★★ (2005-11-05 05:50:00)

「lochness」があるだけで、充分に名盤だと思います。


110. 歩兵 ★★ (2005-11-06 11:49:00)

自分はJUDAS PRIESTの歴史をリアルタイムで知ってるわけではないのでロブ復活に関してどうとは言えないけど、15年は長かったでしょうねぇ。
しかし15年ぶりのロブ復活作がまさかここまで気負いの感じさせない、肩の力の抜けたアルバムになるとは思わなかった。何かもう、余裕すら感じてしまう。
アグレッシヴさが抑えられて、メロディが立った感があります。まあでもそこはどっちでもいいや。曲がいいから。
個人的に病みつき度では「PAINKILLER」級かも知れないです。
ヘヴィ・メタルってカッコイイ、この一言に尽きますね。超名盤。




111. PINPIN ★★ (2005-11-09 23:24:00)

JUDAS PRIESTの新譜から御大のあの声が聞こえてきた瞬間、不覚にも涙が一筋(電車の中でした)。今頃CD買っててすみません。だって金なかったんだもん。


112. noiseism ★★ (2005-11-19 13:13:00)

周りでは賛否両論なんだけど、まぁまぁ良いと思う。というかカッコいい。
まあ昔ほど思い入れのあるバンドではないので、今も熱心に聴いている人とは感覚が違う気がしますが(^^;




113. Eden ★★ (2005-11-20 14:08:00)

Priestのネームバリューに踊らされている人おおすぎ。
そこらの無名バンドが同程度の作品を作ってもほとんど見向きもされないだろう。
期待はずれもいいとこ。



114. 井藤政則 ★★ (2005-12-27 21:31:00)

かなり絶賛されてるので買いました。
自分はJUDAS PRIESTに強い思い入れは無いですし、JUDAS PRIESTの全てを理解している訳ではないです。
(でも、ほとんどのアルバム聴いてはいます。)
そんな自分の評価としては並のアルバムにしか感じられませんでした。
上で書かれている方もいましたが、ミドルテンポの曲をカッコよく聴かせてくれてるアルバムだとは思います。
気に入った曲は「WHEELS OF FIRE」くらいでした。
JUDAS PRIESTに強い思い入れが無い人やJUDAS PRIESTの全てを理解できていない人にとっては肩透かしをくう可能性のあるアルバムといえるんじゃないでしょうか。



115. HIGASHI ★★ (2005-12-31 15:18:00)

05年発表のロブ復帰作。
作品の出来だけで判断すれば、上記のお二人のような意見が出てきても仕方がないかな、っと思います。これがJUDASでなかったら、大した話題になるような作品ではないでしょう。だけど、これは今のロブが復帰した後の作品だからこそ価値があるんです。僕には過去の遺産を食い潰しているんじゃなくて、それを見せつけている事にこそ凄さを感じざるを得ません。
“Lochness"の歌詞にある“This Legend Lives Through Centuries,Evoking History's Merories,Prevailing In Eternities On And On And On"の中に彼らの信念が貫かれているような気がします。あのロブのOn And Onの絶叫を聴いた時、僕はありがたい気持ちでいっぱいなりました。作品の出来というような表面的な事よりもっと大切なものがこの作品の中にはあるんじゃないでしょうか。




116. ツインターボ ★★ (2006-01-19 16:41:00)

記念すべきロブ復帰作。
アルバムの出来はすばらしい、これまでのジューダスの歴史を凝縮した超名盤。
このアルバム批判してる人はロブが復帰ということでペインキラーみたいなアルバムを
イメージしたかジューダスのアルバムはほとんど知らないライトファン位でしょう。
古いアルバムから聞いてる人はこのアルバムの出来に感動したはず。
なので間違っても初心者は聞かない方がいいね。


117. PEAMAN ★★ (2006-01-27 22:37:00)

ごめん。何度通して聴いても駄作だわ。
あのPAINKILLERやDEFENDERS OF THE FAITHを作ったバンドとは思えない。
名曲もないし、心の琴腺に触れるようなリフもソロも全くなし。
聴いてて退屈だ。
こんなの聴くくらいならHIBRIAとか聴いた方が100万倍いい。



118. ちい ★★ (2006-01-30 00:20:00)

中学生からずっとプリーストを崇めてきた僕にとって、このアルバムがこれまでのプリーストのアルバムの中でベストかといえばアルバム単位でいえばそうではありません。[SAD DESTINY~」「SCREAMING~」や「DEFENDERS~」[PAINKILLER]のとてつもない充実度と比べると明らかに1ランク以上下がると思います。
特に「PAINKILLER」パート2を期待した人にはスピード/アグレッションという観点において不足していると感じられても仕方がないかもしれません。
しかし、「JUDUS RISING 」「HELLRIDER」「LOCHNESS」はこれまでプリーストが作ってきた名曲群の中に入れても全く遜色ない名曲であり、プリーストしか作れない曲だと思います。
この3曲はプリーストだけが創り上げられてこられたあまりにも独特な宗教的で荘厳な、しかも高潔な雰囲気にひれ伏して来たファンにとって再び現代で味わうことが出来たことに言いようもない悦びを与えてくれます。


119. レスポール3世 ★★ (2006-02-13 15:24:00)

メタルゴッド完全復活の超名盤。
本作をイマイチと言ってる人は頭の固いメタラーそのもの、普通に聞いて本作の良さがわからない人はずっとペインキラーだけ聞いとけばいいんじゃない?とここまでの書きこみを見て思ってしまった。



120. ジーノ ★★ (2006-02-17 18:05:00)

これを聞いたとき、初期の頃のジューダスを思い浮かんでしまった。音が軽いから?というより、背信の門時代の作風である。原点回帰か。しかし、ロブが復活したことで最高の作品を作ってくれましたね。やっぱりプリーストはロブがいないと駄目ですね。まーこのアルバムは中間ぐらいの位置にあるといえます。



121. C3 ★★ (2006-02-21 23:19:00)

完全復活か・・・には疑問があるけれど、歴代のどのアルバムにも似ていないアルバムを作ってくれたJPにただただ感謝。ファンが望んでいた方向性と若干ズレがあったかもしれませんが、良い意味で期待を裏切ってくれた、そんな感じですね。全くモダンではなく時代をさかのぼっている印象は受けますが古臭さは感じない。不思議な魅力のあるアルバムです。あらゆる世代に受け入れられる無難な作品はなかなか作れませんよね。JPはそれを成し得たと思います。
ラストの大作「LOCHNESS」の素晴らしい出来にメタルゴッドの信念を感じずにはいられません。今後の作品に希望が持ててきました。




122. メタルマン02 ★★ (2006-02-23 17:43:00)

こんな駄作をなぜここまで過大評価するんでしょう?
この程度のアルバムなど、全作品持ってたとしても到底素晴らしいとは言えたものじゃないですね。
どこまでも廃れきった今の姿が現れてますね。
私としては逆にこれを素晴らしいと言ってる人こそ頭が固いと思いますね。
ロブ・ハルフォード復帰という話題性ばかりが注目されてしまったために、駄作がここまで絶賛されてしまったかと思うと、複雑です。



123. ★★ (2006-02-25 20:23:00)

結構期待外れ。全体通してミドルテンポが大半をしめているので、どうも即効性に欠けている。
2.Deal With The Devilのようなアップテンポ・ナンバーがもう少しあれば良かった。
悪くは無いんだけど、そこまで絶賛されるほど良いとは思わなかった。




124. メタルソルジャー ★★ (2006-02-25 21:14:00)

god!


125. Vポッキン ★★ (2006-02-27 03:37:00)

「Worth Fighting For」が一番好き。あと、DVD収録ドキュメンタリーの中でちょっとだけかかる「嵐のハイウエイ」がとても良い。
賛否両論どちらともよく理解できる。どっちかはっきりせんかい、コラ、と脅されたら個人的には否。どうしても好きになれない曲が一・二曲ある。


126. 松戸帆船 ★★ (2006-03-08 15:23:00)

「これぞメタルゴッド!」というものを提示したアルバム。
ロブ復活作にふさわしい出来です。




127. 鋼鉄仙人 ★★ (2006-03-13 05:56:00)

絶対に聴くのじゃ!



128. 10倍太陽拳 ★★ (2006-03-15 17:59:00)

ロブ復帰第一弾。
もっとアップテンポの曲がほしかったがDeal With The DevilやHELLRIDERは攻撃的で良かったし
全体的に小粒揃いだと思います。
特に大作LOCHNESSは彼らの一つの集大成みたいな感じです。
個人的には買って損は無かったですね。
あと音楽の方向性がPAINKILLERというよりSAD WINGS OF DESTINYっぽいと思いました。
俺はこれからのJUDAS PRIESTは80~90年代にやっていたHM路線ではなくて
70年代のSAD WINGS OF DESTINYの様な様式美HR路線でやってほしいです。




129. ニューアイランド ★★ (2006-05-17 09:43:00)

あの歳でまだこんな事が出来るなんて凄い!! これぞ正にいぶし銀!



130. チャ~・アズナブル ★★ (2006-06-16 14:17:00)

う~ん複雑な心境です。次に期待します。



131. ドゴスギア ★★ (2006-06-20 22:31:00)

正直期待値が高すぎた・・・。
何日も前から発売が待ち遠しいアルバムなんてもう何年もなかった。
その分、期待値と作品を聴いたときの感想のギャップは酷かった。
その後「聴き込めばイケルはず」と思って聴いてきたがやはりあまり燃えない。
理屈じゃなしにJUDASの世界に引き込まれる思っていたのになぁ。




132. DON' ★★ (2006-07-06 12:08:00)

票が多いのは仕方が無いが、激しいのがお好きな人にはダメなアルバムだろう
しかし聞き込めば考え変わりますよ



133. Blazing Blast ★★ (2006-07-30 23:53:00)

BURRN!でそのニュースを呼んだ時は、心底驚いたと同時に言葉に出来ない"安心感"を感じた。
HALFORDで自分自身を見つめなおしたロブが、自らの"国"であるへヴィメタル界に舞い戻り、自分自身の"家"であるJUDAS PRIESTに帰ってきた。
TWOでの失敗でへヴィメタルファンからの顰蹙を買ったロブだが、彼が自分自身を見つめ直し、出した答えは正しかった。
その強い意志は、HALFORDの傑作「RESURRECTION」にしっかりと刻まれている。
PRIEST側について言うと、リッパーには残念な結果となったであろう。
「JUGULATOR」と「DEMOLITION」という2枚のアルバムで、"ロブ・ハルフォードの後任"と言う名のプレッシャーに押しつぶされそうな中でも、
それに屈することなく、前進し続けた。
そんな彼の姿勢は、間違いなく評価されることであろう。
ロブの復帰後もいろいろと事は進み、そして完成したのがこの「ANGEL OF RETRIBUTION」である。
「PAINKILLER」でのラインナップでの15年振りの作品。
正直、あのアルバムは私がへヴィメタルを聴くきっかけとなったアルバムなので、個人的な思い入れは非常に深い。
だが、本作を聴くまでは「どのような作品に仕上がっているのか楽しみ」な自分と、「PAINKILLERの方とどちらが良いか」と言う気持ちの中で迷っている自分がいた。
結果としては、私の中では「PAINKILLER」を越えることは出来なかった。
当然であろう。
あのアルバムと本作では、自らの置かれた状況も環境も何もかもが全く違う。
では、「「PAINKILLER」の方が良いのだから、本作は駄作か?」
答えはNOである。
「PAINKILLER」の方が良いと言うのは、あくまで個人的な意見の一つであり、その意見だけで本作をつまはじきにするつもりは全くない。
では、本作はどのようなアルバムとしての意味を持っているのか?
ロブ・ハルフォードの復帰。
それはロブ自身だけでなく、グレン、KK、イアン、そしてスコットのPRIEST側にも、大きなプレッシャーとなって圧し掛しかったことであろう。
結果的に、本作はそのプレッシャーの影響を受け、
良い意味で周囲からの圧力というものをそのままサウンドに反映させたものであると言える。
1曲目のJudas Risingで感じられる、へヴィでラウドなサウンド。
リッパー時代のアグレッシヴすぎるサウンドを抑え、さらに正統派のへヴィメタルサウンドを展開している。
「時代と共に、JUDAS PRIESTは進化してきた」
言葉に表すと、正にその通りである。
本作の中にいるのは、デヴュー当時のハードロックバンド然とした姿でもなければ、
圧倒的なツインリードを持って駆け抜けた80年代の姿でもない。
"メタルゴッド"としての宿命を自覚し、自らの行けるところまで前進することを誓った真のへヴィメタルバンド
"JUDAS PRIEST"がここにいるのである。
音楽性が時代と共に枝分かれし、常に混沌とした状況のへヴィメタルシーンにおいて、
本作は一つの投石となる。
ここにあるのはへヴィメタルの"過去"ではない。"今"なのである。




134. YOSI(実家) ★★ (2006-09-18 15:03:00)

ついに、ついに書き込みます。徹底的なリッパー擁護、ロブ復帰反対派だた僕が一年以上聴き込んでの、現状の感想です。
本作は「劇的な復活作ではあるが、バンドの思惑で最高傑作にはあえてしなかった作品」と感じます。多くの人の感想を見ると、「バンドらしさと威厳とHMオーラに圧倒される作品」という感じであり、それには全くの賛成です。しかし、「疾走曲やHM然とした曲が意外に少ない」という意見も多いです。そうなった原因は、バンドがロブ復帰に対して、これぞ復活!という衝撃をファンに与えなければならない。しかし、これを「復活作にして最終作」としてはならない。つまり、バンドの創造力は衰えずとも、体力、具体的にはロブの喉は消耗していく。だからこそ今のうちにハードにメタルしている作品をとの意見もあろうが、バンドとしては復活作はガツンとメタルしていて、そこから年齢的に落ち着いて、失速していくようなキャリアの締めくくりは断固として避けたい。だから、本作はHMのオーラはみなぎるが、楽曲自体を冷静に聴くと落ち着いたロックンロール的なものが多くなっており、曲の完成度において一切の手抜きはないが、方向性においては、PRIESTの決め技たる「疾走しながら激しくドラマティックに展開する曲」なんてのは、アイデアを今後に取ってある、いずれ来る最終作を輝かせるために。これを悪くいえば打算的と、しかしよくいえばバンドにまだまだ余力と底があるということでしょう。
曲自体をいえば、本作のHM然とした1、5、8などは正直、良いんだけどこの方向性ならリッパー時代のほうがリフのキレ、リズムの練り、歌の迫力があったと感じます。特に5、8は「JUGULATOR」や「BLOODSUCKERS」の流れを汲む曲であり、「PAINKILLER」などからはかなり離れた曲であり、「リッパー時代を薄めたがゆえに分かりやすくなって結果評価されやすくなった」と感じで、曲は良いけど複雑な気分です。大作10も同じく、良いんだけどこれが受けるなら「CATHEDRALSPIRES」あたりが全くの同傾向で元祖なのに、と。2の軽快さはロブならではであり、7の妖艶さもリッパーには出せない味ですが。しかし本作で最も僕が評価したいのは「Worth Fighting For」、これは超名曲。BON JOVIをも思い起こしますが、何、BON JOVIがこれほどの曲を作ったことがありますかって、ファンの方ごめんなさい。これほど売れそうな、しかもHMの威厳も持ち合わせたクールな曲はそうそうありません。この曲のアイデアを持っていたのなら、リッパーでなくロブを選んだのもいたしかたなしです。これはBON JOVIが出したんじゃないから全米No.1ヒットにならなかっただけで、本当はそのくらいの曲です。
そして、コンセプトといわれる次作もまたおそらく、「典型的なHM」を望むファンからはちと違う、ストレートな疾走より深遠で複雑で多様な音になるような気がします。そしてそれは次作もまた最終作にはならないということでしょう。徹頭徹尾のHMを望むファンは最終作をお待ち下さい。おそらく締めくくりはそうでしょう。そして僕がなぜロブ復帰に複雑だったのかと、ようやく自分でわかったのは、「終焉に向けて準備していくバンドの姿を見るのが寂しい。たとえいつか必ず訪れるとしても」、「リッパー時代はバンド全体がかりそめとしても、若返って無謀なまでの実験と冒険ができた」、「しかし、ロブを戻して時間もまた正常に戻った今は、いずれ来る終焉の日に対して、自身のキャリアを総括していかねばならない」、「本作も次作も最終作でないが、その最終作を最高作として輝かせるためのいわば準備となる作品だ」というのを嫌というほど感じるがゆえに複雑な思いなのだと


135. 3割2分5厘 ★★ (2006-10-02 22:00:00)

曲と関係ないけど、何が凄いってこのページを見てくれれば分かる通り、書き込む人たちの熱さ!
それだけJUDASは凄いバンドだし、新作をこれだけの熱い思いを持って迎えられた。
こんなファンを持ててJUDASは幸せなんじゃないか。
この作品は、これだけの反響があるってことである意味大成功だと思う。
気に入った人がいるのはもちろんJUDASにとって嬉しいことだけど、
気に入らなかった人がいても、それは期待の裏返しだ。
俺はこのアルバムは普通にいいと思う。ペインキラーや背徳の掟は越えないが、
これはまさに「今の」JUDAS PRIESTだ。JUDASが様々な変化をしてきたのは今に始まったことではない。
BRITISH STEEL、TURBO、JUGULATOR・・・「問題作」を出すたびにファンは戸惑い、振り回されてきた。
なのに、新作が出ればこれだけ書き込みがあるアーティストは世界にどれだけいるんだろう。
やっぱ、ゴッドだよ。JUDAS PRIESTは。




136. ロア ★★ (2006-10-31 02:00:00)

隙のない作品だとオレは思いました。
特に1は復活に相応しい力強いナンバーなんですけど、
本当に(感心するほど)よく考えられて作られています。
懐かしさのあるギターサウンドにのせて、
ロブのシャウトがPRIESTの新しい戦いの狼煙をあげるってのが何よりもドラマチック。
しかもロングハイトーン→歌メロ直前でさらに音を高くするっていう繋ぎ。
この時の高さは多分、アルバム内でも一番高いんじゃないかなぁと思います。
で、歌になってからは今のロブにとって一番パワーが出る中音域をパワフルに変更。
まさにやれることを最高の形で詰め込んだ楽曲なんですよねぇ。
これだけでも本人達のやる気と慎重さが伺えます。
で、アルバム全体で言うと、PRIESTによるPRIESTトリビュートって感じです。
そういう感じがする一方で、そこまで懐古的な印象もないのがいいです。
歌詞ではところどころ後ろを見つつも、全体的には前向きなバンドの姿があるのが
心地いいので、ぜひ聴いて欲しい一枚だと思います。
曲数や収録時間も関係して、通して聴きやすいのもいいですね。
新曲は過去の名曲たちには及ばない!って思う人もいるでしょうけど
それは思い入れもあるだろうし、アルバムとしての完成度なら
他のどの作品と比べてもヒケを取らないと思いますね。
同時期ってわけでもないですが、近い時期に出たハロウィンの守護神伝<新章>と
聴き比べるのも個人的には面白いんじゃないかと。
どちらも過去との勝負に出たわけですけど、(しかもほぼ同じ時期の過去ですよね)
両者のアプローチの方法はサウンド面で差が出たなぁとか思いました。



137. せいこりん ★★ (2006-11-23 14:10:00)

ロブ ハルフォードを復帰しH再び大きな注目を浴びたヘヴィメタル界のトップクラスバンドのJUDAS PRIEST。そのロブ ハルフォードの復活作でもあり現時点では最新作でもあるのが本作の「ANGEL OF RETRIBUTION」である。本作は欧州各国でアルバムチャート上位にランクインし日本でもアルバムチャート8位まで上昇するなど世界中で話題になった作品でもある。
まさに本作のサウンドスタイルは純ヘヴィメタルサウンドというにふさわしいサウンドスタイルと言うにふさわしく、黄金期のJUDAS PREISTを髣髴させるようなエネルギッシュなメタルサウンドが炸裂するかのような曲調といえよう。オープニングを飾る①の時点でロブの復活を認識するようなエネルギッシュな純メタルサウンドが炸裂し本作のベストナンバーの一つでもある。ややシンプルなメタルナンバーの②は少し地味なイメージがあるが聴き応えがあり本作に伴うツアーでも披露された曲だ。ビデオクリップナンバーでもある③はスローなナンバーだがそこが良く聴き応えもばっちりで、また⑧はアノ名曲のPAINKILLERを髣髴させるようなエネルギッシュなメタルナンバーであり無論本作のベストナンバーの一つでもあるだろう。またバラードナンバーの⑦は初期のPRIESTを髣髴させるようなナンバーだ。聴くものの意見によっては賛否があるようだが個人的には一通り聴くと黄金期のJUDAS PRIESTを髣髴させるような作品だと思うことからまさに本作はJUDAS PRIESTの名盤というにふさわしいだろう。とにかく全体的に聴き応えがあるのでヘヴィメタルファンだったら聴くべきだろう。
今回の評価100P(満点)



138. Deuce ★★ (2006-12-23 21:19:00)

う~ん、ダメだ。リッパーの解雇は失敗・・・。
ロブも年をとったな。
ヘヴィなサウンドプロダクションは良しとするが、ジャギュレーターの方がいい!



139. PICO ★★ (2007-02-26 14:42:00)

今やメタルに思い入れはそれほどないしジューダスは前々から聴いてきてはいるものの大して好きではなかった。
じゃあメイデンが好きかといわれるとそうでもないのだが(笑)。
そんな俺だからかもしれないが、駄作というには楽曲の質が良過ぎる。
長年やってるバンドだからこそモチベーションを保つだけでも相当な苦労があるだろうに
ここまでの作品を作ってくれた事に敬意を表したい。
まあ近年やたら耳に付くキラキラしたサウンドのくせしてメタルを名乗ってるゴミよりは"ゴッド"の名に相応しいでしょ。



140. たかじょん ★★ (2007-03-08 17:59:00)

威厳はあるが余裕は無いという印象。
ラストの大曲は屈指の名曲でしょう。



141. Deuce ★★ (2007-03-26 00:23:00)

すまん!聴き込んでもヘルライダー以外は退屈だ。



142. 北播磨ガイド ★★ (2007-06-30 16:31:00)

否定的な意見を言う人が言っているほどそんなに悪くは感じなかった。かといって肯定的な意見を言っている人が言うほど良いアルバムとは思えなかった。可もなく不可もなくって感じがしました。
でも再結成したグループが生み出したアルバムの中ではクオリティが高いほうではないかと。歌詞にちりばめられた過去の名曲のタイトルを探すのも面白い。



143. ふぃ ★★ (2007-09-09 01:29:00)

最近の作品の内ではまだマシだけど、過去の名作と比べるとどうしても退屈でたまらん。
ドライブしながら流してると、いつの間にかPAINKILLERやDEFENDERS OF THE FAITHやSCREAMING FOR VENGEANCEに替えてしまう。。。


144. ぷにょぷにょぽっこん ★★ (2007-11-11 08:34:00)

バランスよく、いろんなタイプの佳曲がちりばめられている。
④、⑧は絶品。
一番プリーストらしい(!?)③の配置場所が、
ちょうどよいアクセントになってると思う。



145. アヨハタ野菜ジュース ★★ (2008-04-14 21:36:00)

JPに心を奪われれからはや30年。墓場まで全アルバムを持っていく気概。これ以上の神はない。本音。分析以前の話。やっと再結成の感強し。いいものは、時代を超える。



146. Dr.Strangelove ★★ (2008-04-29 13:53:00)

良い作品だが名盤とは言い難い。まあ、客観的に見て水準は越えているし
ファンなら楽しめると思う。




147. ハリス ★★ (2008-07-14 23:42:00)

普通にプリーストらしくて良いアルバムと思います。
でも歌詞とかメロディーとか、往年のプリーストの雰囲気を故意に/作為的に出そうとしてるような気がして妙にはまれませんでした。
聞いてて楽しくて気持ちいいアルバムだとは思いますが…



148. Doorな僕 ★★ (2008-08-18 19:35:00)

祝ロブ復帰作で、良質的なアルバムだ。
否な意見の大半はペインキラーとの比較に終始するが、それほどすぐれたアルバム
であるように思えずどちらかと言えば、シングルヒットに恵まれたアルバム的な
位置づけであったように思える。
今作は過去のしがらみからの脱皮及び脱却を測った、意欲作であると思う。


149. Wied ★★ (2008-09-09 17:57:00)

最近になって、ようやく駄作から佳作に思える様になってきた。
ロブの声の衰えとスコットの技量の衰えは気になるが・・・。
レザレクションPartⅡのような気がしないでもない。
ロイZがイングヴェイの新譜をこのサウンドでエンジニア&ミックスしている!?って
マジかい?


150. ポテトヘッド ★★ (2008-12-09 21:14:00)

TURBOが発売された時 あまりの音の変化について行けず そのまま プリースト信者から 離脱して ん十年。
その間 ノータッチだった為 ロブの 脱退 & 復帰うんぬんの顛末を 全く知らない。
なので このアルバムを聴いたのも つい最近のことだが 客観的にみても まず驚いたのは ロブ復帰作という 祝うべき節目でありながら 作品に漂う 何という暗さ 重さ そして (今流行りのフレーズではないが)悲壮感!!
何度 聴いても その度に 涙腺が緩みそうになる。なぜだろう?
HM/HRは まさに 魂を削るようなパフォーマンスを必要とされるような すさまじい音楽だと 思うが
このアルバムには 満身創痍の身体で 残された時間との戦いに挑む姿が 透けて見えるような気がする。
いま現在の 成熟したジューダス・プリーストが 今しか作れない 今だから作れる
音。ノストラダムスにつながる伏線が 垣間見れる箇所もある。
それにしても この作品には 心をざわつかせ 震わせる 何かがある。




151. tsu37 ★★ (2008-12-20 16:20:00)

話題作になったので、中古CDショッピでゲットした。
僕は、寝るとき、BGMでHMを聴いて寝るのだが、これにずばり嵌る作品だった。
ロブ・ハルフォードの復帰作で注目され、前作のjugulatorはデスメタルを意識したものだっただけに、今回のは深みがある。
DVDも付いていたのだが、キャッチーさを排除した、プリーストらしい内容だった。


152. モブルールズ ★★ (2009-04-28 17:27:00)

見事な復活作



153. vox ★★ (2009-08-21 01:37:00)

このアルバム発言数だけ見るとPainkillerの次に多いが、だまされてはいけない。
「このアルバムがPainkillerの次に良い」
という意味ではなく、
「このアルバムに意見を言いたい人がPainkillerの次に多い」
という意味なのだから。
名盤じゃない。佳作だ。




154. メタルKEISHOU ★★ (2009-10-12 16:39:00)

確かにPriestの2番目に位置する名作ではなく↑の通り、佳作止まりでしょう。
では、何故こんなに発言が多いのか?
それはやはり、ロブが復帰して最初のアルバムは一体どうなんだ?と皆固唾を呑んで見守っていたからでしょう。
ティムは立派にロブの代役を果たしてくれました。そのことについてとやかく言う人は、まともなPriestファンなら誰もいないでしょう。
しかし、やはりロブが歌っていてこそ真のPriestであるというティムには申し訳ない考えを抱く人が多数いるのも事実です。
そんな自分を含めた多くのPriestファン注目の中、発売された本作1曲目の「Judas rising」を聴いてこぶしを振り上げなかった人は居たのでしょうか?否、皆感涙と共にこぶしを振り上げたでしょう。
この作品は我々Priestファンにとってそんな位置付けのアルバムなのです。




155. Meganeth ★★ (2009-11-14 17:10:00)

おかえりロブ
実際にはPainkillerのようなキラーチューンはなかったけど
これでロブこそがJudas PriestのMetal Godなんやということやな」
ロブがいてようやくJudas PriestはMetal Godになれる。


156. カルチョ ★★★ (2011-09-24 22:57:40)



157. 名無し ★★★ (2011-12-10 20:32:35)

らしくねええええええええええ、って感じだ。
いや、メロディも曲展開も素晴らしいよ。でもJUDASがだよ?JUDASが原点回帰って・・・。常に新しいことを追い求め続けてきたのにファンに媚びるように原点回帰って・・・。


158. 神鳥 ★★★ (2013-03-06 21:20:35)

Priestのファンの多くが欲しがったサウンド。
それがこの一枚のCDでは収まりきらないほど凝縮されている。
決して速すぎず、遅すぎず。
80年代のPriestを思い出す、あるいは感じ取るには程よいアルバムである。



159. 失恋船長 ★★★ (2014-11-22 15:38:56)

『PAINKILLER』リリース時のラインナップに戻り久しぶりにリリースされた復活を告げるアルバム。一つの時代に区切りをつけ地下へともぐり細分化されたシーンの中で従来の姿を取り戻すのに多くのバンドが苦労するのですが、『PAINKILLER』リリースから15年も擁するとは思いもしませんでしたね。その空白の15年を埋めるべく元来あるべきシーンの中核を担う一つの形を形成してきた自らが築き上げた王道を再構築して世に示した一枚。安易な原点回帰や枯渇したアイデアを埋め合わせる為の焼き回しなどではなく、焼け野原となったシーンへの復活の狼煙を上げる意欲作。当然彼らの事を知らない若い人へ向けて、ロブのハイトーンを活かしたツインギターによるメロディックなソロやリードプレイなど華やかさも施したアレンジはスピードと重量感を交えつつ攻撃性とドラマ性をバランスよく配し、メタル黄金期への解放感を促すパワフルなヘヴィメタルサウンドを体感させてくれる迫力と緊張感を味わうには最適、スコットの強烈なドラムも健在とスケールの大きさを雄弁に物語っています。当時のファッションからも推察できるようにポップな80年代メタルを意識した『TURBO』80年代的なメタリックサウンドを取り戻しつつもキャッチーさも失わない『RAM IT DAWN』スラッシュに対する回答としてコアで鋭さを極限まで高めた『PAINKILLER』それらの系譜とは違う順当な成長を見せた『SCREAMING FOR VENGEANCE』から『DEFFNDERS OF THE FAITH』の流れを組み70年代的なニュアンスを強めた今作はあえて狙った方向性、このクラシックなメンバーで再結成する意味を知らしめるには十分すぎる内容でしょう。まぁ確かに置きに行っているし新鮮味はないのですが、この時代にここまで奇をてらわず自らの道しるべを再提示した事の意味を噛みしめると身体に響いてくる重みも違ってくるでしょうね。個人的には『PAINKILLERパートⅡ』を作られた方が遥かに置きに行っているし枯渇したアイデアを誤魔化す手法としか見れないので、これはこれで満足のいく仕上がりでした。何を聴きたいかで大きく評価も分かれるんでしょうが、彼らの歴史を総括するような内容と、新たなる歴史を刻む仕切り直しには相応しい原点回帰を告げる一枚ですね。



160. しょちゅ飲んごろ ★★★ (2018-09-18 21:33:18)

遅ればせながら、ヤフオクで手に入れた。
焼酎飲みながら聴いてます。素敵ですね!



161. Arsenal / Gunners ★★★ (2019-05-14 19:26:10)

最初のJudas Rising とDeal With the Devilがいいですね 名盤ですよこれは 買い!です 82p



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