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LIVING LOUD (2004年)
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LIVING LOUD
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解説 - LIVING LOUD
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. One Of Metal Fan ★★ (2005-02-04 04:20:00)

収録曲の半数がOzzyのカバー、なんと「Mr. Crowley」まで入ってる、ということで、
リリース前の下馬評では、たとえKansasやDeep Purpleを建て直したSteve Morseが参加していても、
ただの企画モノであろう、そして高確率で駄作であろう、という予感を漂わせたアルバムです。
しかし、実際発売されて、輸入盤を購入して、聴いてみたら・・・
疑ってごめんなさい!かなり素晴らしいじゃないですか!
ヴォーカルJimmy Barnesのややハスキーで渋い歌声は、オリジナル曲にも、カバー曲にも、
この上ないくらいにマッチしています。きっと、もともとすごく表現力のある人なんでしょう。
そしてバックの演奏陣も聴きモノです。
Steve Morseは「やっぱあんた最高だよ!」と膝を叩きたくなるようなギタープレイを
時に渋く、時に激しく、時に泣き泣きに、聴かせてくれますし、
Don Aireyのオルガンの味付けも流石というほかないレベルです。
曲の方も、Ozzyのカバーは、オリジナルの独特の味が薄れた代わりに、
しっかりした演奏によって新しい味付けがなされています。
いつも濃くて美味しいしょうゆラーメンばっかり食べてる店で、
あっさり塩ラーメンを頼んだら、これもまた非常に美味しかった、そんな感覚です。
「Mr.Crowley」のアレンジの意外性&完成度には本気でビビること間違いなし。
そして、このLiving Loudのために用意された新曲も素晴らしい。
あくまでブルーズベースの、Jimmy Barnesの声にあわせたハードロックなんですが、
各メンバーが出るとこ引くとこ完璧にわきまえた演奏を聴かせてくれており、
とても味わい深い仕上がりになっています。
・・・と、まだサウンドがイメージしづらいあなたは、
Deep Purple「Purpendicular」を、Def LeppardのJoe Eliottをヴォーカルに迎えて、
歌メロだけ全てキャッチーに入れ替えて、再リリースした感じをイメージしてください。
・・・余計わかんなくなったらごめんなさい・・・。
とにもかくにも、意外なところから飛び出した傑作アルバムです。
「このメンバーで、次は全曲オリジナル曲で・・・。」
聴き終わったあとにはこんな期待を抱かせてくれます。
やっぱりSteve MorseとDon Aireyはニクイねぇ。



2. One Of Metal Fan ★★ (2005-02-04 04:26:00)

追加です。
メンバーは、ジャケットにも書いてありますが、
Vo:Jimmy Barnes
Gt:Steve Morse
Key:Don Airey
Ba:Bob Daisley
Dr:Lee Kerslake
となっております。このメンバーのうちどれか一人の名前にピンときたそこのあなた!
即買いですよ。



3. 1210mush ★★ (2005-04-29 23:21:00)

One Of MEtal Fanさんの熱いレビューに言いたい事はほとんど言われてしまいました。
上のレビューにちょっとでも興味を持った方、これは即買いですよ。
通販でもないと入手出来ないとは思いますが…。




4. andi ★★ (2005-05-19 17:36:00)

日本版でましたよね!!!!
CCCDっぽいですけど。



5. はっちゃん ★★★ (2016-09-11 18:56:57)

実は根に持つ人たちだったのね。

ギャランティ未払いとかなんとかでシャロン・オズボーンの逆鱗に触れてしまい、オジー作品の
リマスター盤のリリースに際してオリジナルメンバーとして参加しているにも関わらず、
居なかった事にされてしまった可哀想なリズム隊の2人ボブ・デイズリーとリー・カースレイク。
自分たちのプレイを何の縁も無い別人のテイクに差し替えられた事が相当悔しかったんでしょうね。
バンドのメンツも同じ釜の飯を食った盟友ドン・エイリーが参戦。そしてVoに遅れてきた実力派
ジミー・バーンズ!この人マジで上手い。で、ギターはなんとスティーヴ・モーズを召喚!!
なんでも弾けるテクニシャンとして現在DEEP PURPLEで活躍中。

作品中の半分はオジーのカヴァー。しかしながらそのアレンジが意外性満載で「成る程そうきたか」
と感心してしまう様な出来。オリジナルをなぞるだけなら只のコピーだし、滅茶苦茶に壊されても
ガッカリするだけなんでここで聴けるアレンジのセンスには高いスキルと意地みたいなものを感じます。
バンドのオリジナル曲も派手ではないけどブルージーで良質なHRあり、オリエンタル風で若干へヴィな
ナンバーあり、アダルトなバラードありと総じて高品質なハードロックを聴かせてくれます。
そんなに期待していなかっただけに、良い買い物をしましたよマジで。



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