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BBC SESSIONS (1999年)
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BBC SESSIONS
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解説 - BBC SESSIONS
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1. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2005-02-12 17:10:00)

70年代('75年~'78年) にルネッサンスがBBCに残したライヴ音源集2枚組。
収録曲は次の通り。
①Prologue
②Vultures Fly High
③Midas Man
④Day Of The Dreamer
⑤Touching Once
⑥Song Of Scheherazade
⑦Can You Hear Me
⑧Ocean Gypsy
⑨Carpet Of The Sun
⑩Mother Russia
⑪Running Hard
⑫Ashes Are Burning
想像してたよりも音が良いです。ごく稀に体育祭で放送係がミスったようなハウリングがあるけど、70年代BBCの実況録音でここまでの質なら満足です。
そして更に良い意味で期待を裏切ってくれたのが演奏の上手さ!。えっ?こんなに上手かったっけ!?。カーネギー盤のライヴではなんとなくもたつき感があったのですが、ここではとても溌剌とした元気の良い演奏です。それはオケ無しのバンドだけによる演奏なのでまとまりが出たとも考えられますが、とにかく気持ちの良い演奏を展開しています。
アンサンブルも秀逸。決めるところはピシッと決める。走るところは走る。聞かせるところは聞かせます。緩まない、外れない、しっかりキープ!・・・まるで現代の進化したカツラか入れ歯安定剤のようです(笑)。
個人的なプレイも素晴らしいですね。アニーさんは言うまでもなく、ジョン・タウトのキーボードは音が多彩すぎて、ホントに一人でやってんの!?と思うほど。オケなしでもここまで出来るんやね~。大したおっさんやわ。
楽曲的には、「Vultures Fly High」は原曲でも疾走してるんですが、ここでは更に突っ走ってます(笑)。テレンス・サリヴァンのハイハットさばきが気持ち良いです。「Day Of The Dreamer」はとても爽快な演奏で、このバンドの技術の高さを知ることが出来ました。YES級のアンサンブルの妙を展開しています。「Running Hard」も素晴らしく、ここでもサリヴァンが光ってますね。でも「Scheherazade」はさすがに薄さを感じました。
最後の「Ashes Are Burning」は18分と結構短め(?)ですが、ちゃんと中間部のジャムパートがあり、まとまった演奏を聴かせてくれます。「アニー天使の舞パート(勝手に命名・笑)」ではいつも通り突き抜けるような美声が聞けます。ホント、綺麗な声だな~(陶酔)。
総合的には素晴らしいとしか言い様がありません。
全盛期の名演を収録した好ライヴ・アルバムです。



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