此処最近の(若手)アメリカン・メタル中、お気に入りのバンドです。 何処がイイのか? と問われると実は正直困ってしまうのですが、三十路親父メタラーの僕が聴いても一番「取っ付き易い」「分かり易い」スタイル・・・とでも言いましょうか。 単純にメロディに惹かれるのです。(そこはかとなく哀愁感の漂う⑧「Dying In Your Arms」が特に好き) こういう音が今アメリカでブレイクしているという事実は喜ばしいです。 でも「流行りモノ」の範疇を更に超越する魅力・可能性が、このアルバムからは滲み出ている気がします。 限定盤収録のカヴァー曲「Master Of Puppets」が、これまた良かった。 イイ意味で「そのまんま」なところが微笑ましくて、好感度大。
一聴するとメロデスに聴こえますが、それだけではないものを感じます。 これは!というキラーチューンが無いですが(あくまで個人的に)全曲かっこいいです。 「RAIN」から「DYING IN YOUR ARMS」までの、曲調の幅がすごい! マットは、アメリカ人のグルーヴ感と、日本人のオタク的感覚を併せ持っている感じがします。 こういうバンドが、もっと売れてほしいなー