この曲を聴け!
BEST WISHES (1989年)
MyPage

BEST WISHES
モバイル向きページ 
解説 - BEST WISHES
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. マンホール ★★ (2005-03-31 16:09:00)

89年発表のセカンド。
ドラムスに、元MURPHY'S LAWのPETEY HINES氏が加入。
そして、ジョン・ジョセフ氏が脱退し、ヴォーカルのパートをベーシストのハーレー・フラナガン氏が兼任。
もちろんハードコア寄りのデビュー作も名作ですが、本アルバムはそれをも超えるバンドの最高傑作といえるでしょう。
ファーストにあった勢いやテンションはそのままに、メタル譲りの重厚さを大幅に増加させ、非常に刺激的なサウンドを構築。
素晴らしい楽曲が揃っている中でも「DAYS OF CONFUSION」と「DOWN, BUT NOT OUT」は鳥肌モノで、殺人的な名曲。
初めて聴いたときはあまりのカッコ良さに途轍もない衝撃を受けましたが、今聴いてもやはり震えるほど凄いです。
歴史に永久に残すべき大名盤。




2. イヌスケ ★★ (2005-10-02 00:48:00)

2nd。
ハードコアファンには1stのほうが人気が高いが、スラッシャーにはこちらがオススメ。
本作がCRO-MAGSの最高傑作だと思います。
恐らく世界一顔が怖いベーシスト、ハーレイ・フラナガンがヴォーカルを兼任。
「え?あのヒト歌えるの?」などとヒトを見た目で判断しちゃぁいけません。
そんなハーレイさん、旧友を裁判所に売ったそうです。
見た目通りの悪人でした。
さてそんなハーレイさんのヴォーカルが本作の聴き所。
切羽詰ったかのような緊張感、それでいて時にセクシー。
優れた楽曲とヴォーカルによって生まれた傑作です。
ダグラスのギターソロもスリリングなフレーズ連発で、アルバムの緊張感をさらに高めています。




3. 火薬バカ一代 ★★ (2007-03-14 21:49:00)

NYHCシーンの顔役ハーレー・フラナガン率いるCRO-MAGS、'89年発表の2ndアルバム。
如何にもハードコア・バンド的な強面のルックスとは裏腹に、本作で聴けるのは、スピードだけに頼らない
重厚さも兼ね備えた正統派へヴィ・メタル寄りのスラッシュ・サウンド。勿論、元々はハードコア畑のバンドだけに、
その手の要素も至る所に顔を覗かせているわけだが、それ以上に耳を奪われるのが、カッチリとまとめ上げられた楽曲、
シャープで緊迫感に満ちたリフ、スリリングなGソロ、大仰なラインを刻むB、妖しげだが、しっかりと歌えるVo、
随所で湧き上がる男の哀愁を背負ったメロディ等、へヴィ・メタリックな要素の数々。
特に、イントロのリフの刻みだけでゾクゾクさせられる本編最速の④、より正統派メタル風味の強い⑤といった
高速スラッシュ・チューンは、スラッシャーなら即死必至の威力を秘めた名曲だ。
次作『ALPHA&OMEGA』では、更にメロディ分を強化して拡散の方向へと進んでいく事になる彼らだが、本作はサウンド的にも
その3rdと、もろハードコア路線だったデビュー作の中間に位置する、非常にバランスの取れた1枚。




4. カットタン ★★ (2008-12-10 19:42:00)

凄まじい迫力の2nd。
バンド自体はNYHCの顔役ですが、この作品は思いっきりスラッシュメタルです。正統派メタルチックなリフまで飛び出ます。
音の迫力が凄まじい。重量感たっぷりに疾走する。そこに、ハーレイフラナガンがとても素敵なVoを聴かせてくれる。
この作品が名盤足りえる要因の一つに、彼のVoがあると思います。とても感情的で、必死に歌い上げる姿勢。
見た目のイカツサに反して、哀愁すら漂わせるエモーショナルなこのVoは至宝。
クロスオーヴァー・スラッシュのというよりスラッシュメタルの、更にはメタルの大傑作と言ってもいいです。
見かけたら速攻GETを勧めます。今だったら1stとの2in1があるみたいです。一度買い逃してから、一年かけてようやく手に入れました・・・




5. 失恋船長 ★★★ (2018-11-16 11:27:27)

ニューヨーク・ハードコアパンクスの顔とも言われたハーレー・フラナガンのバンドと言われたていたので、鉄下駄履いて走り回るガチャガチャとしたスケーターロック的なものを想像していたら見事に裏切られました。
何物にも属さないクールな感性は都会的、冷めた狂気をはらんではいるが、ここで聴けるサウンドは純然たるへヴィメタルの様式に属したスラッシュサウンドを披露。

METALLICAがNWOBHMなら、俺たちはハードコアからの影響なんだと言わんばかりの厳ついメタルサウンドで勝負、専任シンガーも抜けフラナガンがベースと兼任する形で歌入れしているのだが、そういう要素もマイナスに働く事無く、逆に無感情な冷徹さが加味されている。メタリックなギターと突破力の高いへヴィグルーブの絡み、ハードコアテイストもあるのだが、それ以上に強く感じられるのは丹念に構築された格式高いメタルマナー、徹底的に贅肉をそぎ落としたマッチョでソリッドなサウンドは、力任せに突進するだけではない整合感がある。

それでありながらも精神を不安定な気持ちにさせる混沌としたパワーも内包。なんとも言えない怪しげな世界観、破滅的な面を際立たせるエネルギーも充満、良く聴けば多様な顔を覗かせる楽曲の雑食感が肝だろう。尖りまくったパンキッシュなアジテーションヴォーカルも2ndの顔なんだなぁ。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示