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NORDAVIND (1994年)
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NORDAVIND
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解説 - NORDAVIND
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-05-13 21:16:00)

SATYRICONのSatyrを中心に、DARKTHRONEのFenrizとTHE 3RD AND THE MORTALの女性ヴォーカリストRueslattenによって結成されたプロジェクト・バンドのアルバム。おそらく1995年発表の作品だと思います(書いてない…)。

ノルウェーの民謡のメロディをブラックメタルの味付けでバンド・アレンジするといった独特な音楽性のアルバムで、アルバムを通じてその土着的なメロディがSatyr&Fenrizのブラックメタルコンビによる朗々とした歌唱、Rueslattenの妖艶で推し引きを心得た表現力豊かなヴォーカル、そしてジリジリとしたディストーションの掛かったギターによって演奏され、それが主にミディアムテンポのリズムに乗せられています。

演奏時間はトータル約30分というランニングタイムで一曲一曲も短く、サクっと聴けるアルバムで、アカペラ曲もあります。ただ、少しリフが弱いというか、歌メロに追従するものが多く、もう少し工夫が欲しかったと思います。ですが、全体を通じて民謡メロディをバンドサウンドで楽しむ事が出来るので、ブラック好きで土着のメロディが好きな人なら買って損はないかと思います。




2. Spleen ★★ (2009-09-07 01:44:00)

ノルウェー民謡メタル……と言っていいんでしょうか? フォーク・メタルと言った方がいいんでしょうか? ともあれ、民謡さえ暗黒に染め上げてしまうサティアーとフェンリッツの才能には脱帽です。もとの音楽は聴いたことないんですが、メタルサウンドで演奏されると威厳たっぷりですね。男性ボーカル2人が朗々としたテノール(たまにドスが入ってしまいますが)ってのも要因なんでしょうが。
完成間近に参加が決定したKari Rueslatten(『カリ』と読むのか?)のボーカルが入ったことで、ゴシックというか神秘的な空気が増したのも良。




3. でぃー ★★★ (2011-10-08 16:50:59)

ノルウェーの伝統的なフォーク・ソングをブラック・メタル化したペイガン・メタルの名盤。ケルティックな歌メロを軸にした楽曲はどれもコンパクトながら、勇壮かつ悲哀に満ちたメロディを紡いでおり、これにフェンリッツとサティアーのツイン・ヴォーカルが乗る。カリのソプラノは添え物程度だが、非常にいい味を出しており、妖しさ満点。ペイガン・メタルが好きなら揃えておきたいアルバム。


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