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COURT IN THE ACT (1983年)
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COURT IN THE ACT
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解説 - COURT IN THE ACT
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 夢想家・I ★★★ (2005-05-30 22:41:00)

BLITZKRIEGからブライアン・ロス (Vo) を引き抜く形で結成されたSATANの'83年発表の1stアルバム。
音質は悪いんですが楽曲にBLITZKRIEGよりも勢いがありツインギターの絡みも実にカッコ良く一見クールな中にも秘めた情熱を感じさせる歌はNWOBHMでは上手い方です。
個人的にはIRON MAIDENの1st、ANGEL WITCHの1stに匹敵するクォリティを持ったNWOBHMを代表する一枚と言って良い内容だと思っています。




2. アゴ 勇 ★★ (2005-10-01 00:30:00)

今聴くと音質最悪だなぁ、と思うが、
初めて聴いた時は、この手のバンドは当時皆、音が悪いのが当たり前だったので、気にならなかった。
で、本作品。音の悪さなど楽曲のクオリティが余裕でカヴァーしている、英国純へヴィメタルの傑作ですわ。
確かにギターのコード進行などが、初期IRON MAIDENの影響もあろうが、微妙に小技が効いているし、
しゃがれ気味のブライアン・ロスのヴォーカルも最高だ。
それに話が前後するが、楽曲のクオリティが兎に角高い。
メロディラインを生かしたスピードナンバーを、NWOBHM直系のゴツい音で飛ばしまくる。
演奏力・アレンジ力共々音楽性は相当高い。
現SKYCLADのスティーヴ・ラムゼイは、かなりのプロフェッショナルなソングライター&ギタリストだ。
過小評価されている現状が残念でならない。




3. せーら ★★ (2005-10-02 01:02:00)

82年のデビューシングル曲「HEADS WILL ROLL」の段階で、SATANは十分カッコ良かった。そのまま行ったとしても、かなりの作品を残してくれたに違いありません。
しかし希代のヴォーカリスト、ブライアン・ロス加入により更なる進化を遂げ、発売より数十年経つ今なお語り継がれる英国産メタルの傑作がここに誕生した!
ロスのウェットで翳りある歌唱、そしてここぞ!という盛り上がり時にみせる狂気のファルセットシャウトが、邪悪且つスピーディーなツインギターと混ざり合って次々と披露される名曲の数々!!「BREAK FREE」「TRIAL BY FIRE」もうサイコーッ!
この後、SATANは才能がありながらもノドが弱くツアーをこなせないロスを解雇。バンド名をBLIND FURYと改め、本作の第二章とも言える名作「OUT OF REACH」を発表。
一方ロスはBLITZKRIEGへと戻り、SATANにも負けぬ名作「A TIME OF CHANGES」を発表するのだった・・・。




4. うにぶ ★★ (2006-08-05 00:51:00)

雰囲気たっぷりの不気味なイントロ(1)「INTO THE FIRE」が良い味を出しています。
つづいて轟音の後に(2)「TRIAL BY FIRE」の特徴的なリフ(スピード・ダウンさせたらAMORPHISが使いそうなメロディですね)が疾走し始めるところなんて、かっこいい。たまに出る素っ頓狂なシャウトも面白いなぁ。BLIND GUARDIANがカヴァーしたやつも強烈で良いけれど、イントロとセットのオリジナルは格別の味わいがあります。
NWOBHMらしい勢いにあふれた(4)「NO TURNING BACK」、(6)「BREAK FREE」あたりもお気に入りです。
安っぽくも毒々しいジャケもインパクトがあって面白い。




5. カッター ★★ (2008-04-20 01:01:00)

2年間捜し求めて、ようやく手に入れたのは、SAVAGEの1stとの2in1。両方探していたので人生最大の一挙両得でした。
そしてこのSATANのアルバムの評価はというと、私情が入りすぎて、何の参考にもならないレヴューとなります。生きててよかった。彼らの作曲能力が、今後も衰えないってのもいいですね。
PARIAH、BLIND FURYもどうぞ。



6. 失恋船長 ★★ (2008-10-21 13:10:00)

1983年リリースの記念すべき1stにて最高傑作
音質も良くないしゴチャゴチャしたバランス感覚も気になるのだが、ツインギターが奏でる魅惑のフレーズがバンド名に負けない混沌とした色合いを滲ませ、その中にある妖しげな魅力が伝統的な様式の中で絡み合い独自のサウンドを作り上げている
NWOBHMの流れを組む勢いと英国的な陰りを加味したマイナーメタルサウンドは今もっても魅力的でHM/HRの持つ衝動的な勢いを感じさせてくれる名盤である




7. 火薬バカ一代 ★★★ (2019-08-20 00:04:30)

NWOBHMを語る上で欠かすことの出来ない名作の一つと誉れ高い、SATANが'83年に発表した1stアルバム。一度は聴いてみたいと思っていたもののCD化されたのは結構遅く、BLIND GUARDIANが“TRYAL BY FIRE”をカヴァーしたりして再評価の機運が高まった90年代に入ってから漸く実現。当初の感想は「音、悪っ」と(苦笑)。数年前に紙ジャケ/SHM-CD仕様で再発された際にも買い直してみたのですが、元が由緒正しきNEAT RECORDS謹製だけに、リマスターによる恩恵はあんまり感じられなかったり…。
とはいえ、収録楽曲の数々はやはり極上。特にミステリアスなイントロ①を導入部に劇的に炸裂する②は名曲中の名曲で、後のスラッシュ・メタル誕生にも大きなインスピレーションを授けたとされる、「NWOBHM界隈の翼君と岬君」ことスティーヴ・ラムゼイ&ラス・ティッピンズのゴールデン・コンビが阿吽の呼吸から繰り出す特異なリフ・ワーク、せかせかと忙しなく疾駆するリズム、ブライアン・ロスのニヒルなヘタウマVoといった、今に至るもSATANサウンドの美点として輝き続ける要素がここには凝縮されています。
昔はこの名曲のインパクトがデカ過ぎるせいで後続の楽曲の印象が完全に吹っ飛んでしまっていたのですが、緩急の効いた曲展開が技ありな③あり、ドラマティックに本編を〆る⑩ありと、現在では本編に捨て曲はないとの認識でファイナル・アンサー(ボーナストラック⑪⑫もまた美味)。2本のGがスピーディに絡み合いながら劇的に昇り詰めていく⑤のクールさなんて「ヘイルSATAN!」と悪魔主義者ばりに万歳三唱するレベルですよ。
色合いの美しいアートワーク含めNWOBHM屈指の名盤との評価に偽りなしな1枚。



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