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ITER.VIATOR. (2002年)
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ITER.VIATOR.
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解説 - ITER.VIATOR.
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-06-02 20:37:00)

2002年発表の1stアルバム。
でもインタビューによると、最初で最後のアルバムになる可能性もあるとか…。
この作品なんですが、とにかく参加メンバーが豪華です。
なんとPeccatumのIhsahn、UlverのGarm(このアルバムではそれぞれVegard Tveitan、
Kris G Ryggとクレジットされてます。)という二人の音楽探求を続ける天才が
ギターやコーラスなどで参加しているだけでなく、ドラムはPeccatumの「Lost in Reverie」で
素晴らしい技巧を見せてくれたKnut Aalefjaerという人物が担当しています。
このメンバーがIhrielの感性が存分に発揮された耽美で、怪奇な世界観を表現すると言うのだから、
悪いものが出来る可能性なんて無いですね。
音楽的にはPeccatumの「Lost in Reverie」「The Moribund Peple EP」の路線に近い音楽性で、
Ihrielのヴォーカルやピアノ、ストリングス、サンプリングなどを駆使し、ミディアムテンポで
美しく、悲劇的なメロディをたっぷりと聴かせてくれます。
ただPeccatumと違って、ブラック色は全くと言って良いほど無く、全体を通して静かな雰囲気です。
その代わりにこの作品ではメロディがより強調されている感じです。
確かこれより一つ前のIhrielが参加した作品って、Peccatumの「Amor Fati」だったと思うんですが、
その作品と比べると、自分に合った歌い方を見つけたような気がします。
なんかIhrielの歌声って、他の女性ヴォーカルよりも金属的な響きを持っているように思うんですよね…
最近のPeccatumの作品ではさほど歌い方を変えていないようなので、
もしかしたらこのアルバムを作った事で何かを掴んだのかもしれません。
ちなみにクレジットのサンクス欄を見てみると、MY ONE AND ONLY VEGARD
FOR LOVE,SUPPORT AND PATIENCEって書いてあるんですが、
なんだか可愛いっていうか微笑ましいですね(笑)。やってる音楽は可愛いとはかなりかけ離れてますが(笑)



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