'90年発表。6曲入りミニアルバム。 『KERRANG!』誌でALBUM OF THE YEARの第2位に選ばれたこの作品は、1st発表後ライヴを重ね、よりタイトになったバンドの上り調子な状況をパッキングした熱い一枚である。 2ndアルバム以降、楽曲配置で生まれる緩急のつけ方や、一曲一曲の完成度の高さで作品の質を高めることもおぼえた彼等だが、本作では4曲目にしっとり系の曲を入れた他はゴリゴリのHRである。とにかく勢いと迫力に満ちている。「若いって良いなあ」などと遠い目をして馬鹿なことをほざきたくなるほどだ。 「これが最高傑作だ」という人も多いかもしれない。もし、そうでなくても、「最高にいかした作品」であることは間違いない。