この曲を聴け!
LA LLAVE DE LA PUERTA SECRETA (2005年)
MyPage

LA LLAVE DE LA PUERTA SECRETA
モバイル向きページ 
解説 - LA LLAVE DE LA PUERTA SECRETA
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2005-06-23 21:27:00)

アルゼンチン産レインボウもどきバンドの結構期待してた9th。
決して目新しさがあるワケではないが、80年代HR全盛期のあの空気が染み付いた作品。
老舗バンドだけあって安定感は抜群、オーソドックスな様式美HRだからこその貫禄がある。文句ナシにカッコいいです!
適度な湿り気と哀愁があり、速弾もあり、キャッチーなメロもあり、オルガンプレイやヴォーカルスタイルなどの全てが、HRを聴き続けるオヤジロッカーのツボにハマる。まさに懐古の情を掻き立てる涙モノのHRなのだ。
ミクスチャーとか過激さとかそういうモノが一切なくどこを切ってもピュアなメロハー、実にしっくりくる楽曲とメロディ重視の定番スタイルど真ん中の極上サウンド。
たまにはこういうのもイイですね。




2. anthem ★★ (2005-07-02 20:52:00)

とにかく素晴らしいアルバム。もう十数年前から活動していて(一時期活動休止)最初の数枚は日本盤も出てましたね。
そう、確かにRAINBOWチルドレンであるのは間違いないのだが、むしろ初期イングヴェィを想起させる部分も随所に見られるのだ。特にギター・プレイ・・・イントロ①に続く②など、リッチーはやらない曲調である。そしてGソロになると今のインギーが忘れ去った構築美バリバリのネオ・クラシカル・プレイが全開である。勿論RAINBOWやDEEP PURPLEのエッセンスも随所にまぶしてある。
とにかく全曲バラエティに富んだ楽曲群だが、僕がもっともヤラレたのは④だ。出だしの雰囲気やテンポなど、まるで“Street Of Dreams"なんだが、とにかくスンバラしい曲で、涙腺搾り取られるとはこのこと。スペイン語じゃなければこの味は出ないかも。しかしこのヴォーカルは本当にウマい!バンド全員上手いし(ドラムもかなり)ね。そして様式美マニアが涙を流して喜びそうな哀愁チューン⑥もまた泣ける。僕は新宿の某CD店内でこのアルバムが流れていて速攻買って帰ったのだが、これが英語以外で唄われているメタルのCDとしては初めての買い物。それでこのアルバムの内容のあまりの素晴らしさに「スパニッシュ・メタルってこんなにイイのか!」と興奮し、その後数枚のスペイン産のメタルを買いましたが、ここまで素晴らしいアルバムはなかなか・・・(苦笑)TIERRA SANTAの『TIERRAS DE LEGENDA』はまるで哀愁を増したメイデンってカンジでかなり気に入りましたけどね。ヴォーカルも上手いし。RENACERのVoは評価高いのが不思議なくらい音痴だった!金返せってカンジで(笑)
まぁとにかくこのRATA BLANCAのアルバムはスペイン産の中でも、全世界のメタル/ハード・ロックの中でも最強の部類に入るんじゃないかな?傑作!




4. 失恋船長 ★★★ (2011-07-03 13:19:39)

2006年リリースでしょうか?前作の流れを組む正統派様式美メタルを惜しげもなく披露してくれます。やりすぎ感満載、インギー+リッチー印全開なサウンドにマニアならずとも身を乗り出すでしょうね。メロディを大切にするスリリングなギターワークは見事、スペイン語が織り成す情熱が吐き出す灼熱のメロディアスHM/HRに焦がれますよ。熟練のバンドサウンドが叩き出すアンサンブルは見事、安心して聴いてられますね。奇をてらうことのないアレンジに面白みを感じない趣の方もいるでしょうが古典落語の如く予定調和に身を任せたいものです。アグレッシブではないし咆哮もしない、分かり易いマイナーキーでメロディックだ泣けとも言わないオーソドックスなサウンドは今の若い人にはオッサン臭く感じるのかも知れませんが、僕にはじっくりと腰を据えて向き合いたくなる一枚ですね。スイングする燃え滾るダイナミックなロックサウンド、扇情的なフレーズを紡ぐテクニカルな演奏、バンドが一丸となり醸し出し哀愁と情熱はRATA BLANCAならではの味わい名盤と呼ぶに相応しい一枚です


発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示