ガンズの空前の大成功、時代的もBACK TO THE 70年な空気に包まれ、さらにはZEPリバイバルという背景がありました。彼等自身もブルース色を強めた事により大きな成功を収めた事が、その方向性をより強く推し進める事になりメタル色は薄まりました、都会的な洗練されたスタイルが何とも言えないクールさを漂わせ、焦点を定めた事がマンネリズムを生んでいますが、ブルース&ハードブギーで生きていくぞという強い意思表示を感じさせる一枚。個人的にはバラードにおける泣かせ具合と乾いた渋みが胸に沁みます。名盤「ONCE BITTEN…」からメタル色を抜いたと言われたらお終いなんですが、色気のある③⑨は好きですねぇ。