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OUT OF MYSELF (2004年)
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OUT OF MYSELF
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解説 - OUT OF MYSELF
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. WILK ★★ (2005-08-05 20:41:00)

ポーランド出身のプログレメタルバンドの1st。
音楽性はDREAM THEATERやFATES WARNINGよりもPAIN OF SALVATIONやOPETHに近いですね。
激しさはあまり無いですが、深みのある洗練されたサウンドに仕上がっています。
メンバーも確かな実力を持っており、この手のプログレメタルが好きな方は是非。
新人でこの完成度は驚異的です!
プログレメタルと言うよりはロック寄りかなぁ・・・。
いずれにしろ、名盤である事に変わりありませんが。




2. 鋼鉄の皇帝 ★★ (2005-09-29 00:57:00)

陰鬱プログレの新星RIVERSIDEの1stアルバム。
朝霧のかかる湖畔を一人ぼっちで彷徨う自分(苦笑)を想起させるような
適度な暗さを持った高品質でムードのある楽曲群が全編通じて聴ける素晴らしい内容で、
この手の音楽にしてはかなり聞きやすいです。
Piotr Grudzinski(Guitar)の超エモーショナルなリードギターサウンドと、
緩急自在な曲展開が魅せる、たまらなく心地良い「静かなる緊迫感」は先輩格「OPETH」に近い印象を受けます。
普遍的な声ながら紳士的な歌唱を中音域で聴かせるMariusz Duda(Vo&Bass)も、
OPETHのMikael Akerfeldt(Vo)のクリーンヴォイスに似た感触。そのMariuszが歌う、
印象深いメロディが何度も繰り返されるから耳に残りやすいし、
それがこのアルバムを聴きやすいものにしていると思います。
全曲通して素晴らしい出来ですが、特に哀愁小曲#3「I Believe」の美メロ&胸キュンヴォーカルハーモニーと、
#7「In Two Minds」のゲロ泣き2大バラードには完全にヤラレマシタ。。。<(_ _)>



3. ソナタ ★★ (2006-04-05 09:02:00)

デス声なしのOPETHみたいな印象。
小曲あり大曲有り、アグレッシヴな曲もあればバラードもありと、曲たちのバランスもイイ。
ヴォーカル(オーペスのミカエル似)は歌うまいし、ギターは泣き泣き、そして全体を包む暗い幽玄な雰囲気。
自分のツボにハマりまくりの名盤。




4. (゜△。) ★★ (2006-08-04 03:26:00)

Opeth?
...よくRiversideのレビューをみると、何故か必ず出てくるバンド...Opeth。
何故でしょうかね?
僕はOpethが好きで、彼らの作品でしたら、新譜(8枚目)と始めの2作以外、全て聴いたことがあります。
しかしどこをどうガンバって聴いてみても、やっぱりRiversideとOpethは別種です。
RiversideはぶっちゃけこのOut Of Myselfしか聴いたことがないのですが、このCDを聞く限りだと、聞いてて思い浮かぶ風景は、真夜中の海...(リバーサイドなのにね。笑)
一方、Opethは、海も川も全く思い浮かばず、思い浮かぶのは霧につつまれた森林ばかり。
つまり、ここでもうすでに、水と樹という違いが有るわけです。
更に、Riversideは淡々と曲が進むにつれてだんだん盛り上がっていく曲が多いようだが、どこかあがりきらず、途中下車を意図的に行っているように聞こえる。
一方Opethでは、あがるところはしっかりあがってくる。(デスボイス抜きの曲でも、抑える所はしっかり抑えるのが彼ら。)
あと、Riversideはもっとシンセやキーに頼っているように感じ、Opethはもっとアコギ、そしてピアノの方に頼っているようにも感じます。
...ボーカルが似ているという指摘もありますが、これもまた違う。
Riversideの方はもっとどこかハスキーな声で、高い声を出すときに、多少裏声調になり、なんというかダンディーでセクシーな(笑)声をだしています。
しかしOpethのミカエルの声は、ハスキーではありません。
曲に含まれる感情にしても、Riversideは1曲にあまり多くの感情を込めないのに対し、Opethは1曲1曲それぞれで、凄く多くの感情の変化を表現します。
...はっきりいいます。RiversideとOpethは、全くの別種です。
ただたんに暗いからという理由で近いといっているのだったら、暗い音楽なんていくらでもありますので、勘違いしないように。
...まぁ、両方とも素晴らしいバンドであることには変わり有りませんがね。笑



5. pulser ★★ (2006-11-20 02:49:00)

メタル色は薄めの作品ですが、かなりの名盤。これを聴き逃すのは勿体無い。



6. Dr.Strangelove ★★ (2007-04-28 20:39:00)

中毒性高し。



7. LUCANDA ★★ (2007-06-10 22:18:00)

2nd以降はDT路線に行ってしまったがこの1stはどのプログレメタルとも一線を駕す出来である。
ポンプロック系のメロディにノイジーなギターが重なり、ところどころとてつもなくエモーショナルである
それと同時にMarillionへの愛を感じる



8. kanyuuu ★★ (2009-04-11 10:41:00)

友人に勧められたのと、ジャケットのセンスが好みだったので購入しました。
一言で言うと大人なドリームシアターといった風情。
ドリームシアターからモダンなメタルの要素を抜いたような。
といってもマッタリ系ではなく、哀愁、というか悲哀的、
Toolのような音階が出て来たりと、適度な緊張感が漂っていて
意外にロック色は強いです。
ドリームシアターが「FALLING INTO INFINITY」の次のアルバムから
こういう方向に行っていた可能性もあったと思う。まあこんなに暗くはないでしょうが。
ドリームシアターも好きですが、個人的にはより大人向けな彼らの音楽性の方が
今は好みかなぁ。




9. 鳳凰 ★★★ (2012-01-02 20:46:19)

これはまさにOpethとドリームシアターを思わせる感じがしますわ。
こういうの好き。
気になったので次作以降も購入することにします。



10. netal ★★★ (2015-11-03 22:19:37)

のバンド、Opethと似ていると見る向きもあるようだが、個人的にはPain Of Salvationの方が近いと感じた。
というのも、Opethの様などこか他者を寄せ付けないような雰囲気と比べるとというよりかは、苦悩や諦観等、人間の感情の歪みに寄り添った感じを受けたからである。
この点、POSの名盤3rdにも通ずるものがあり、それをよりコンパクトにし、シンプルな曲展開にした印象。

また、ここぞで繰り出される泣きのギターメロの秀逸性等も共通するところだが、この作品のヴォーカルやエモーショナルなギターはより湿り気がある。
湿り気をストレートに感じさせることでダークさをそれ程前面に出しておらず、曲のテンションもあまり大きく変動させないことで、
全体として聴き易いアルバムに仕上げており、しかもクオリティの面でも見劣りしていない。

コンセプトは、
「同一人物に宿る二つの人格がある。一方はその事実がもたらす違和感に苦悩する。もう一方は共にありたいと願うも、他方を苦しめたくないために、消え去る事を決意する。」
と言った感じか。
①の超エモーショナルなギター、⑧のスリリングかつ荘厳なインストパート等、印象的なメロディにより、最初に挙げた苦悩等の要素をひしひしと感じさせる名盤である。

気に入り度…92/100

おすすめ…The Same River




11. うにぶ ★★★ (2021-03-21 19:32:20)

『OOM』('03)/『SLS』('05)/『REM』('07)と続く「リアリティ・ドリーム三部作」の1枚目です。('05年のEP『Voices in My Head』や'11年のEP『Memories in My Head』も恐らく同様のコンセプト)
頭の中にいる「彼女」と怯える「彼」、受容と拒絶、悲しみと恐怖、現実と夢(レム睡眠)・・・睡眠時随伴症や統合失調症が関係しているんだろうなという感じの歌詞ですが、なにぶん入り組んでいて、誰(どの人格)がどの立場でどの時点の話をしているのかきちんと理解するのは難しい。
小難しいことはともかく、哀メロたっぷりの陰鬱プログレが好きな者にはたまらない作品です。翳りを帯びた歌声と、湿り気たっぷりのギターのトーンが鼻血ものです。メロディの充実具合が最高。
ゴシック/ニューウェイヴ/アンビエント/トリップホップなんかの影響もあり、メタル的激しさは薄めですが、そこがいい。独自の音楽性を持ったバンドです。
メンバー自身が公言しているように、MarillionやPorcupine Tree、Anathema、Pain Of Salvation、Pink Floyd、Dead Cam Dance等の影響も見て取れますが、きちんと消化して自分たちの個性を確立しています。
後の更に非メタル化が進んだ作品も良いのですが、この三部作の頃が適度にメタル耳に刺激的で、メロディのクサさ加減もめっちゃ好みなので、気に入っています。



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