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MY RESURRECTION (2005年)
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MY RESURRECTION
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解説 - MY RESURRECTION
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Shizu ★★ (2005-09-02 00:07:00)

5枚目のアルバム。今回はいつものヨラン・エドマン、ジョー・リン・ターナーに加え、TNTのトミー・ハーネル、エクリプスのエリック・マーテンソンが参加しています。特筆すべきは、31名によるストリングスを導入したことかな。数字はともかく、音に厚みが増し、しかし予想に反して「キレイ」にまとまってはいません。アルバム通して聴いた1回目は、正直「耳が痛い」と言うもの。でも最初からストリングスの効果など無視してDeep Purpleなんかの音を想像しつつ聴くなら違和感はないかもです。
例によってヨラン・エドマンを楽しみにしていた私ですが、今回はジョー・リン・ターナーが良いです。バラードもロックも、この方はやはり上手いですね。エリック・マーテンソンはここではバラード1曲ですが、他にヨランとジョーの1曲ずつにそれぞれデュエット参加しています。好きなヴォーカリストがいたらぜひ聴いてみてください。



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2024-02-21 00:46:49)

名曲“MY BLUE MOON”のヒットで知られる北欧メタル・バンドBALTIMOOREに在籍していたニコロ・コツェフ。このブルガリア人ギタリストがリーダーを務めるBRAZEN ABBOTが、ジョー・リン・ターナー&ヨラン・エドマンというお馴染みの面子に加え、TNTのトニー・ハーネル、ECLIPSEのエリク・マーテンセンらをゲストに迎えてレコーディングを行い、’05年にFRONTIERS RECORDSから発表した5thアルバム。
日本盤リリースが見送られていたこともあり、てっきり今一つの出来栄えなのかと思いきや、これが過去作にも全く引けを取らないクオリティだったんで、「なして国内盤未発売?」と。本作にて披露されているのは、DEEP PUPLE/RAINBOWからの影響を基調に据えつつ、生オケやポップ・センスも巧みに溶け合わされた古き良き北欧メタル(風)サウンド。ジョー起用がハマったDEEP PUPLE型疾走ナンバー①に、もろ後期RAINBOWタッチの美しくメロウな④、ヨランのMr.北欧ボイスが映える重厚にして冷ややかな様式美チューン②、それに負けじと(?)トニーが鮮烈なハイトーンを響かせる③、エリクのエモーショナルな歌い上げが胸に沁みるバラード⑦等々、作曲センスと共に、ニコロの(一大コンセプト作『NOSTRADAMUS』で磨きを掛けた)ゲスト・シンガーを適材適所に配する手腕も相変わらず冴え渡っています。あと特筆しておきたいのが、ハモンドやピアノを駆使して要所で楽曲に効果的なアクセントを加えてくれるKey奏者の仕事ぶり(指揮者/作曲家としても活躍する才人なのだとか)。前述の名曲③④の素晴らしさはこの人の存在抜きには語れませんて。
これを最後にBRAZEN ABBOTの新作リリースが途絶えているのが残念でなりませんね。



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