1997年、アメリカ合衆国フロリダ州コーラルスプリングスにて結成されたロックバンド。
1990年代後半のポップパンクシーンのパイオニアとして出現し、“ポップ・パンク界のゴッドファーザー”とすら言われ、Blink-182と共に2000年代のポップパンクシーンに多大な影響をもたらした。ポップパンクを基盤としながら、メロディックハードコアやオルタナティブロックなどの音楽性も取り入れている。
エネルギッシュなライブパフォーマンスも定評があり、バンド結成以来カルト的な人気を集めている。
1997年末にEP『It's All About the Girls』をFiddler Recordsよりリリースしてインディーズデビュー。アンダーグラウンドでの成功が注目を集め、Eulogy Recordingsと契約。1999年には1stアルバム『Nothing Gold Can Stay』をリリースし30万枚を売り上げる。"Hit or Miss"がヒットしたことにより、ロサンゼルスのDrive-Thru Recordsと契約。2000年に2ndアルバム『New Found Glory』をリリースすると、21週間もBillboard 200に留まり、RIAAよりGoldに認定。2002年の3rdアルバム『Sticks and Stones』もGoldに認定され、"My Friends Over You"や"Head on Collision"といった代表曲も生まれた。2004年には4thアルバム『Catalyst』をリリースし 先行シングル"All Downhill from Here"のヒットもあって全米3位を記録、3作連続でGoldに認定された。へヴィメタルやニューウェーブからの影響を取り入れ、より音楽的にも広がりを見せた。2006年の5thアルバム『Coming Home』ではミドルテンポに重点を置き、ピアノやストリングスを取り入れるなどさらに大胆な路線変更を行い、評論家から絶賛される一方でファンからは賛否両論を生んだ。しかし、6thアルバム『Not Without a Fight』では原点回帰を試み、再び活気のある音楽性に戻っている。
Green DayやBlink-182などのポップパンクバンドからの影響を公言する一方で、HatebreedやMadballなどのハードコア系のバンドからも影響を受けているという。
因みに、Chad GilbertはParamoreのヴォーカリストHayley Williamsの夫であり、Hayleyは恋人時代にアルバムにゲスト参加していた。
Current members (リーダーはChad Gilbert)
Jordan Pundik – lead vocals (1997–present)
Chad Gilbert – lead guitar, backing vocals (1997–present) rhythm guitar (2013–present)
Ian Grushka – bass guitar (1997–present)
Cyrus Bolooki – drums, percussion (1997–present)