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SOMNIUM (2000年)
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SOMNIUM
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解説 - SOMNIUM
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2005-09-04 18:05:00)

2000年発表の…形式的には2ndアルバム。
Thou Shalt SufferはEMPERORの前身バンドでしたが、何故かこの作品はIhsahnのソロ。

Ihsahnが自分のクラシック趣味を全開に作ったインスト作品(ほんの僅かに女声Voもあり)という触れ込みで聴いていたので、最初は綺麗なシンセが静謐な空間を作り出して、タイトル通り安らかな眠りにリスナーを誘ってくれる作品なのかなぁ…と思っていたら、良い意味で裏切られました。

まずストリングスの音色中心の音楽だったのは予想通りだったんですが、メロディは全体を通じ華美な印象で、例えばIhsahnの名前も知らないような音楽好きのおじさん…みたいな人が聴いたとしても、40分を退屈せず聴き通してしまうのではないかと思います。全体的にキャッチーといってもいいくらいな雰囲気です。しかも曲が平均3~4分と、割と短く纏まっているのもいいですね。

しかもそこはやはりIhsahn、単なるクラシックの良質な模倣に終わらず、ところどころノイズや、テープに録音しそれをスロー再生したかのような不気味な音など現代的な音色も使い、独自の世界を繰り広げています。91年からアルバムの制作に携わってたという、制作期間の長さは伊達ではないです。

Ihsahnって、きっとブラックの型にも、クラシックの型にもハマりたくないんでしょうね…こういう「創造者」タイプのアーティストと言うのは、その作品を追いかけるのが実に楽しいです。個人的にはEMPERORファンの方には、「激烈性がない」という理由でスルーしてほしくない作品。自分も気付かない、新たな嗜好に気が付くかもしれませんよ?(笑)




2. Hydra ★★ (2006-05-25 00:03:00)

User-to-the-ETHERさんがこの作品の全体ついてズバリ的確に書いて下さっているので
今更自分の駄文を入れるのに抵抗があるのですが(笑)、
この作品が個人的にとても好きなので書こうと思います。
Tr-1はこの作品の幕開けを飾る暗く静かな曲です。
次のTr-2から段々と不穏さと美しさが曲の中に見え始めます。
そして3曲目、序盤は静かに妖しく進みますが
後半はまるでRPGのボスの曲のような華麗な曲となります(笑)
4曲目は今までのクラシカルな曲調とは少し異なる感じとなっています。
あまりこの辺りの知識がないものでうまく言えないんですが
インダストリアルというんでしょうか、NINのようなデジタルな音が
まるで渦を巻くように絡み、そしてそれが一気に消えた後に奏でられる
冷たいピアノが非常に印象的です。
そしてこの「Somnium」のメイン曲の一つともいうべきTr-5は
Ihsahnの作曲家としての深さを感じさせるとても良い曲です。
6曲目は5の荘厳さとは少し違う静かな旋律が作品全体の中で良い繋ぎとなっています。
Tr-7は#4のようなデジタルな手法で#6をアレンジしています。
#8もメインともいうべき曲です。この辺りの曲はクラシックに馴染みはなくとも
シンフォニック系統を聴く方であれば気に入って頂けるのではないでしょうか。
#9は最終章に向けて暗く冷たい音のトンネルを抜けているような、
そんな光景が浮かびます。
そしてこのトンネルを抜けると遂に最後の#10が始まります。
といっても今まで以上の荘厳さというものはあまり感じられず
静かな暗さと美しさがこの曲の主たるものになっています。
クラシックを聴く方でも普通に聴けてしまうような印象も受けます。
勿論曲としてはとても良い曲ですが
ただ最後の曲にしては少しあっさりと終わってしまうのが残念です。
Emperor4thの最後の曲の終わり方のようなあっさりさ感じられます。
それでもこの辺りについての好みは人それぞれだと思うので
気にならない方もいると思います。
あまりうまく書けずに長々と垂れ流してしまいましたが
この作品は非常に良い作品だと思います。
これを聴いてIhsahn氏を崇拝してしまう方もいるかもしれません(笑)
もっと多くの方に聴いてもらいたい作品です。



3. うにぶ ★★ (2007-09-13 00:56:00)

中古叩き売りコーナーに、ポップス等に紛れて売られていたのを発見し、ジャケを見てB級ブラックに違いないと思い込み、購入しました。
開けてみてイーサーンの名前を見つけてびっくり。こりゃ得したわいと、聴いてみて更にびっくり。
うわー、全然ブラック・メタルじゃない。
クラシック、映画音楽、アンビエント・ミュージックなんかが好きな人向けの、インスト作品といったところでしょうか。
邪悪さは希薄で、綺麗なメロディの曲が多いです。途中で入るソプラノは奥さんの声みたいですね。ラブラブな制作現場だったんでしょうか。
曲は悪くないですし、十分楽しめますが、どうせなら半端なアレンジを止めて、しっかり曲そのもので勝負して欲しかったです。
そしてそれを思い切りぶち壊すようなリミックスCDをおまけで付けて2枚組とかにしてくれれば良かったかな。



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