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FLOOD (2000年)
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FLOOD
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解説 - FLOOD
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. fk ★★ (2005-09-06 01:00:00)

2000年発表。小文字のborisです。
シングルだそうですが、約70分あります。
メタルではありません。ロックかな?
爆音、静寂、寂寞、と場面は変わり、情景が浮かび上がります。
何かのどかな印象を受けます。レトロフューチャー的な展望といいますか、
ジャケットのイメージ。夕焼け。安心できる光景。




2. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2008-01-20 23:21:00)

2000年発表の多分3rd。
小文字borisとしては一枚目になるんでしょうか。borisはまだSUNN O)))とのコラボ作品とこれしか聴いてないんですが、これはかなりの名作じゃないでしょうか…基本ドローンなのに、凄くドラマ性を感じる作品だと思います。

帯には一曲70分と書かれてますが、実際にはトラックが4つに分かれているし、曲間がシームレスに繋がってるとは言え、一つのフレーズが幽体離脱するように乖離しながら繰り返され、途中から現れたドローンに飲み込まれ行く狂気の展開を見せるトラック1、メロウな雰囲気に浸れるトラック2、静寂と轟音の圧倒的な対比が素晴らしい、ヴォーカルも入ったトラック3、その余韻を引き摺りつつ鈍足で終焉に向かうトラック4…と、トラックの繋ぎ目ではっきりと場面が変わるので、組曲的な作品と言えると思います。

この作品って、情景の描写が凄く繊細ですよね…
トラック2なんてもし死ぬ時はこういう音に身を委ねながら、ゆっくりと意識を蕩けさせて死んでいきたいなー…とか考えてしまうほどだし(笑)、トラック1のドローンに飲み込まれる感触も実に心地良い。トラック3の鈍足の展開でしか表現し得ないであろうダイナミズムやドラマティックさも素晴らしいですし、名盤と言っても良いんじゃないでしょうか。

まだ彼等の作品をこれしか聴いてないのに言うのもなんですが、このアルバムが日本から出たことを誇りに思いたいですね。やっぱり日本のメタルは素晴らしい。




3. netal ★★★ (2014-04-15 23:22:36)

日本のドローン/ストーナーの傑作。トラックは4つに分かれているが、実質は70分強の超大作1曲のみである。
心地良いクリーンギターとへヴィで精神を飲み込むようなドローンあるいはスラッジ的なリフの両者において質が高く、展開もだれていない。
各フレーズやトラック毎に聴いても素晴らしいけれども、やはり通して聴くのがお薦め。70分間精神をどこかにトリップさせられます。
それだけでなく、何かストーリー性も感じる。
「荒波に揉まれて無人島に漂着する。その漂着先で孤独を感じる内に、人間や世界、自分という存在等について思索を巡らせ、達観の境地に達する。」
みたいな。

気に入り度…91/100



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