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HEAVY METAL EARS (1981年)
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HEAVY METAL EARS
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解説 - HEAVY METAL EARS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2015-12-14 23:23:59)

オランダ初のHMバンドと言われ、VADENBERGのバート・ヒーリンク(Vo)も在籍していたPICTUREが'81年に発表し、日本デビュー作ともなった2ndアルバム。余談ながら『危機からの脱出』なる邦題を冠され、戦闘機の描かれたタミヤのプラモ箱絵みたいなジャケットが目を惹いた日本盤LPに比べ、CDで買った輸入盤は味気ないデザインでちょっぴりガッカリした覚えが・・・。「日本盤がオリジナルを無視して盛りまくっただけ」と言われりゃそれまでなんですけどね。(閑話休題)
そんな本作は、まさにNWOBHM全盛期にリリースされた作品に相応しく、キレのあるGリフと疾走感溢れるリズムが、小細工を弄したりせず「せーの、どん!」で一斉に押し出してくるかのような、シンプル且つ力強いHMサウンドを全編に亘って展開。特にヤスリ声のVoと、攻撃的に駆け巡るGの存在が映えるスピーディなアルバム表題曲①は、メタル者の胸ときめかせるに十分な名曲っぷり。
他にも、リフまたリフで畳み掛ける②、荒ぶるMOTORHEAD型突撃ナンバー④、メロウな導入からテンポアップするドラマティックな⑨等、本編の大半を疾走曲で固め、わっせわっせと駆け抜けていく実に分かり易く「メタル」な1枚。PICTUREのアルバムは全部持っているわけじゃないのですが、個人的には本作が一番のお気に入りですね。




2. 失恋船長 ★★★ (2016-06-28 13:04:27)

屈強なリフを重ね作り上げられた楽曲は熱を帯びてますね。アッツアツの剛毅なHM/HRサウンドを轟かすオランダ産の老舗HM/HRバンドが1981年にリリースした2nd。NWOBHMの風は確実に英国はおろかヨーロッパ大陸にも旋風を巻き起こしているのが如実に伝わる、あのスタンスの音楽性が見事に鳴り響いております。なんとも言えない男臭さと気骨のあるサウンド、シンプルな構成だがエネルギッシュなプレイの数々、それらを反映させたダイナミックな楽曲とオランダ産ならではのメロディセンスも見逃せないパワフルな内容を誇る一枚。80年初頭らしい活きの良さ、情熱が迸るダイナミックなサウンドは渋みもあるし、シンプルにカッコいいという言葉で飾るのが一番な音楽性だと思いますね。荒削りな面を飲み込ませる、この熱いエナジーに何度聴いての焦がれますね。


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