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REST IN SLEAZE (2005年)
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REST IN SLEAZE
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解説 - REST IN SLEAZE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. HIGASHI ★★ (2005-09-18 22:08:00)

05年発表の本邦デビュー作品。
B誌でも語られていた通り、アクセル・ローズやセバスチャン・バックの影響をモロに受けたVoスタイルで、今では珍しくなったLAメタル風の曲調をやっているスウェーデン出身の4人組のデビュー作である。
曲調はコンパクトでキャッチーにしてドライブ感もある。80年代を通り過ぎてきたファンなら懐かしいフレーバー満載だけど、さすがはスウェーデン出身なだけに、メロディーセンスはなかなかいい!LA.GUNS風の“Riot In Everyone"、BLACK`n'BLUEっぽい“Breakin' The Chain"、LEPS直系の“It's A Miracle"ラストにふさわしい“Back On Trakk"等非常に聴き応えがある。
ただ全体的に曲がコンパクトすぎて、あっと言う間に終わる感じで、もっと長く練った曲や今回はなかったバラードあたりを次作には入れて欲しい気がする。それとデイブの外見のキャラが他のメンバーと被っているのもマイナス。リーダーらしくその辺は差別化して欲しいところだ。
とは言え、将来的にはLEPSの“PYROMANIA"のような傑作を出すポテンシャルはあると思うよ!




2. f$ck3 ★★ (2005-09-28 20:54:00)

今どき潔いくらいに、自分たちのやりたいロックを貫いた感のあるアルバム。
外見からもっとスリージーなRn'Rを想像していたのですが、音像は意外とメタルチック。
メロディアスな楽曲に絡む分厚いコーラスとフラッシーなギターソロ…といった
まんま'80sLAメタルな雰囲気もさることながら、
今や「北欧節」とも言うべきここいらのバンド特有の哀愁感もミックスされており、
懐かしくも新しい、といった新鮮な感覚を味わえます。




3. ヤング・ラジオ ★★ (2005-10-09 22:05:00)

もろ80年代型のR&Rである。バンド自身がどこまで意識してこのサウンドを作ったのかは不明だが、タイムスリップしたとしか言いようが無いサウンドはすごく懐かしさを感じる。
しかし、課題もある。この手の楽曲ならあの80年代には腐る程いたわけだから、その中で比較すると、インパクトは薄い。スキッド・ロウの1stのような勢いか、ガンズの1stのような楽曲のレベルの高さは欲しい。贅沢かもしれないが、何か突出したものが欲しい。でないと、先は長くない気がする。厳しい言い方だけど.......。




4. cozy_ima ★★ (2006-11-04 23:06:00)

彼らのどこがLAメタルに似ているか。
一番、そう思わせるのは、まずボーカルだろう。
中低音が、ブラック&ブルーで、高音のシャウトがキールといったところか。
ユニゾンの男臭いコーラスワークはスキッドロウだ。
ギターのユニゾンチョーキングは、アイコンを思わせる。
あとは、ところどころに、あっこれは!と思わせるフレーズが出てくる。
LAメタル自体、純粋な楽曲の良さで勝負ではなく、その妖しい雰囲気で
訴える要素が大きかったので、CRASHDIETは十分その要件を満たしている。
実はLAメタルのバンド群で、同一性を持ったバンドは極めて少なかった。
どのバンドも非常にオリジナルで、個性が強かった。
そういう様々な個性のあるバンドの特徴を、部分的ではあるにしろ、
こういう形で一つにまとめたCRASHDIETは、ある意味すごいバンドだ。
肝心の、聴いての感想であるが、私は血湧き、肉踊った。
LAメタルを聴きまくったのが、人生の中で一番暇だった大学生時代だった。
懐かしい。




5. アラヤ ★★ (2007-04-22 15:39:00)

今になってこのアルバムを聴くまで、このバンドの事は「シンガーを悲劇的な形で失った北欧のバンド」くらいの認識しか持っていなかった。
しかしこのアルバムを実際に耳にして、惜しい才能を失ったということを痛感することが出来た。
正直言ってアルバム1枚を完璧に構成するにはまだ未熟なようだが、リーダー・トラックに選ばれた"Riot in everyone"から得られるカタルシスは、このバンドが5年以内に素晴らしい名盤を作るのではないかと期待させるに余りある。
NEGATIVE辺りよりは遥かに大きなポテンシャルを持っているだけに、つくづく惜しい。



6. もぶるーるず ★★★ (2012-02-15 17:24:12)

これはLAメタルが好きな人は必聴。とにかくメロディがキャッチーでノリがいい。デイヴ・レパードは本物の才能を持っていた。



7. 失恋船長 ★★★ (2019-08-06 20:55:04)

ラフでワイルドだが色気のあるポップセンスをねじ込む事で発生するケバケバしい毒気、その猥雑さにロックのもつ中毒性も高まるのだが、先人達をお手本とした音楽性に、驚くような展開は無いが、正攻法で迫ってきた清い姿勢は大いに支持できる。
明確なメロディラインを持つ歌メロ、派手なサウンドを司るギターワークも鮮烈な印象を与える。そしてツボを押さえたアレンジが効果的に機能と無理と無駄を省いた展開はデビュー作としては申し分ない。北欧版のプリティ・ボーイ・フロイドってとことなのかな?このバンドの方が芸が細かいので聴き応えは十分にあるぞ。
ヘアメタル、グラムロック、そういう言葉に引っ掛かるマニアなら聴く価値は十分にあるでしょう。死んだから神格化されてしまった感があるのだが、粗さの目立つ唄も、こういう胡散臭いロックにとっては、逆に魅力を倍増させるんだから不思議なものだ。



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