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国境巡礼歌
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解説 - 国境巡礼歌
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. fk ★★ (2005-09-19 01:58:00)

1973年のライブ盤。
宮崎出身のシーザーが作った日本のロック。
意外と人間椅子あたり、に近いかな。
演奏メンバーは寺山修司の劇団「天井桟敷」の劇団員。
ハードロック色強し。
名作。




2. Dr.Strangelove ★★ (2007-04-03 22:01:00)

「日本」でしか作りえない音楽。



3. 火薬バカ一代 ★★★ (2022-08-25 23:27:10)

故・寺山修司が率いた、演劇実験室こと天井桟敷の音楽担当として世に出たJ.A.シーザーが’73年に発表したオリジナル・アルバムであり、彼のバンド「悪魔の家」や天井桟敷所属の俳優たちの協力(演出・構成は寺山修司が担当)を得て、日本青年館で行われたソロ・リサイタルの模様を収録したライブ・アルバムでもある一作。
前衛!アングラ!アバンギャルド!なイメージから尻込みしてしまい、長いことスルーし続けてきたのですが、実はアニメ作品のスコアを手掛けていたり、海外で高く評価されているとの記事を目にして(CATHEDRALのリー・ドリアンも絶賛してましたね)徐々に興味が高まり本作を手に取ってみれば、その唯一無二な音世界――無理くり例えるなら人間椅子と芸能山城組が悪魔合体したような感じとでも申しましょうか――に圧倒されまくったという。
暗く情念に満ちたメロディ、呪術的に繰り返されるドゥーム・メタリックなリズム、その上で妖しく交錯する男女コーラスとが、荒々しい演奏や音質すらも迫力に変えて叩きつけられるサウンドは、一口に「和風」といっても雅さとか格式高い伝統といった華やかさよりも、土俗的な因習や民間伝承の方に親しむドロリとどす黒いエッセンスが横溢。特に琵琶の音に導かれる陰鬱なイントロから疾走へと転じる①、ヘヴィでサイケデリックな曲調とわらべ歌のメロディが融合した⑥、延々続く寺山のアジ演説に絡みつくGが徐々に泣きの湿度を上げていく⑦辺りを初めて聴いた時の衝撃は相当なものがありましたよ。
70年代ロックでもプログレッシブ・ロックでも括りきれない異端の名盤。相当に聴き手を選ぶ作品であることは間違いないですが、ハマれば底なしかと。



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