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1. fk ★★ (2005-09-22 06:50:00)

1977年発表の8枚目(「幻の映像」「甦る世界」も含む)。
マウロ・パガーニ(ヴァイオリン)が抜け、グレゴリー・ブロック(ヴァイオリン)が加入しました。
前作「チョコレート・キングス」と比べると、どこか軽やかで、ジャズ・ロック色が強いですね。
それは、当時、彼らはカリフォルニアでこのアルバムを録音していて
米国のジャズ・ミュージシャンと、良くつるんでいたようですね。その為かも。
米国人ヴァイオリニストが加入したのも大きいと思います。彼の音からは、カントリーの匂いがする(気がしますね)。
芯は変わってないです。曲自体は、PFMそのものですし、アルバムを出す毎に、暑苦しくなっていった音を、
1回原点回帰して、風通し良くなった、という印象ですね。
米国に染まってもおかしくない環境で録音されたにもかかわらず、
私は、このアルバムに、爽やかなイタリアのイメージを感じます。
その爽やかな地中海風味は、どこか、アルティ・エ・メスティエリと似ている印象を持っています。



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