この曲を聴け!
PAINTING ON GLASS (1996年)
MyPage

PAINTING ON GLASS
モバイル向きページ 
解説 - PAINTING ON GLASS
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-10-15 16:18:00)

96年発表の2ndアルバム。
前作と比較すると、音像は結構変わってます。
キーボードやノイズ、サンプリング、また曲によってはメロトロンやトロンボーンなどを
使うようになり、音色が増えた事で華やかな感じに…なるはずもなく(笑)、むしろそれらの
使い方のせいで前作以上に鬱々とした雰囲気を醸し出しています。
まるで海外の路地裏のホテルの「眠ったら二度と目覚めないベッド」の上で、
色の無い夢を見ているような頽廃的な空気感があります。
とはいっても今のところの最新作「Project Bluebook」を聴く限り、現在はほとんど
トリップホップやインプロに傾いているようですが、このアルバムはちゃんと泣きのリフも
出てくるし、ドラムも生を使ってるようなのでメタラーでも結構受け入れやすいんじゃないでしょうか。
そして音楽性の変化のせいか、ヴォーカルも交代しました。
今作でVoを担当するAnn-Mariは、高音での優しげな歌唱においては流石にKariの方が
上だと思いますが、その分声の種類が多いです。威圧的な声も民族音楽にありそうな
妙な音程の揺らがせ方もこなしちゃいます。流石ATROXの変態ヴォーカリスト、
Monikaの姉だけの事はありますね(笑)。ただMonikaよりはまだ聴きやすいというか、
リスナーフレンドリーな気はします。私的にはKariと同じくらい良いヴォーカリストだと思います。
このアーティストの名盤は一般的に1stとされているようですが、個人的にはこの作品も
名盤に推したい所。アルバムを通じての頽廃的な雰囲気が凄く良いです。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示