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UT (1972年)
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解説 - UT
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. うにぶ ★★ (2005-10-30 13:11:00)

ニュー・トロルスと言うと、『コンチェルト・グロッソ』か『アトミック・システム』あるいは本作が有名ですね。ジャケやタイトルが地味なので、いまひとつ手の出にくいアルバムかもしれません。
中身はイタリアならではの叙情性が強いプログレッシヴ・ロックで、あまり派手さはありませんが、しみじみ聴ける作品です。
(1)~(5)は組曲になってますが、ところどころポップなメロディがあり、あまり難解さを気にせず聴けます。(5)「NATO ADESSO(誕生)」の美しい歌メロが良いです。
(7)「PAOLO E FRANCESCA(パオロとフランチェスカ)」冒頭のメロメロな泣きのギターには腰が砕けます。途中でギターが恋人たちの会話を表現して喋りますが、スティーヴ・ヴァイよりずっと早くそういうプレイをしているのが、まさしくプログレッシヴ。




2. 0フレット ★★ (2006-04-11 00:23:00)

「コンチェルト・グロッソ」では、クラシカルな至宝の泣きを聴かせてくれましたが、
これのみしか知らない方には「え?」これがニュートロルス?というくらい方向性が
違います。「イタリアンでもいい、プログレでもいい」とにかくロックバンドなんだ。
と言うことを強く感じます。
開きの内ジャケに古城の城壁が画されているけど、なんともいえぬ「時代(昔)」を
曲として上手くリンクさせてます。
「オンタリオ湖の騎士達」「大戦争」と「動」の部分もあれば「木の葉の物語」「パオ
ロとフランチェスカ」という「静」の部分。
さて、かの昔この城を舞台にどんな「戦」と「愛」が繰り広げられたたのか。
みたいな・・・。
曲調は「静」と「動」が混在したアルバムですが、上記のようにその差にもコンセプト
は十分感じられるのでけして「散漫」にはなっていません。
ハードロックとしても1級品の「大戦争」。
コンチェルト・グロッソよりはずっと現代的ではあるが、「泣き」としてはけして、
けして引けをとらないラストの「誰が知るか」(ショボイ邦題)。
この曲を聴いていると、イタリアしか出せない「泣き」の味、情熱的な「カンツォ
ーネ」の国なんだな、という事を改めて感じさせられてしまう。
ニュー・トロルスといううだけでなく、70年代のイタリアンロックの良き時代の
名盤の1枚と言ってけして過言ではない。




3. ★★ (2022-07-04 07:54:17)

オルガンだけではなく、ピアノが強い印象を与えてくれる名盤。


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