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ROCK OF AGES (1972年)
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ROCK OF AGES
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解説 - ROCK OF AGES
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1. 酒とバラの日々。 ★★ (2005-12-13 21:52:00)

1972年発表、4枚目の「カフーツ」リリース後のライヴ盤。リマスターにともない、大量の未発表音源を加えて2枚組としてリリースされています。ぜひともこちらを。
内容はといえば、セットリストは当時のザ・バンドの集大成的なものだし、演奏もとても充実しています。
オープニングのマーヴィン・ゲイのカヴァーが始まった途端、ザ・バンドの繰り出すグルーヴの中にグイグイと引き込まれます!!
それにしても何とすばらしく豊穣な「歌」の数々。「思想」「アティテュード」としてのロック、とか「初期衝動」がどうの、とか、
「ロック」という音楽にいつもついては回る形容詞がどうでもよくなるぐらい「豊かな音楽」が次々と展開されていきます。
アメリカの音楽って、なんて暖かく人を包み込むように、「豊穣」なんだろうと、ザ・バンドの音楽を聴いているといつも感じます。
(彼らのほとんどが非アメリカ人であるにもかかわらず。。)それにザ・バンドの音楽って繊細ですごく「物悲しげ」なところがあって、そこも好きです。
演奏について言うと、このアルバムでは大胆にホーン・セクションが導入されていて、それらが違和感なく曲の魅力をアップさせてます。
特に「W.S.WALCOTT MEDICINE SHOW」、そして「UNFAITHFUL SERVANT」では本当に効果的!!感動的な名演となってます。
あと、このライヴアルバムのひとつの有名な聴き所として「蛍の光で新年突入」がありますけど(年またぎのライヴなので。。)やっぱり良いです、この会場の一体感。
あとリマスター2枚組の2枚目には「ライク・ア・ローリング・ストーン」も含め、ボブ・ディランとの共演テイクが入ってますが、
ディランの存在感をもってしても、このアルバムでのザ・バンドの存在感にはかなわないかも。あくまで「おまけ」(?)
それにしてもホント、いい曲が多いなあ。。。これから「ザ・バンド」を聞いてみようという人も是非。永遠の名盤!!


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