この曲を聴け!
TREAT (1992年)
MyPage

TREAT
モバイル向きページ 
解説 - TREAT
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. m.c.A.K. ★★ (2003-05-20 16:41:00)

物議を醸した彼等の5th('92年発表)
結果から言えば、このマット・レヴィン(後にイングウェイバンドへ)を新Voに迎え入れ、グルーブ感・ワイルド感を前面に出した本作は、前作「ORGANIZED CRIME」ほどの話題を集めることなく、やがてバンドは失速し解散へと向かった訳だ。当時はマットがTREATに余り似つかわしくない音楽性を持ち込んだため、バンドは失速したと私は思っていたが、事実は違ったようだ。
この5th製作前にレコーディングされた未発表音源(ブートレッグ)が出回っているのだが、この内容が実に興味深い。
Voはもちろんマットなのだが、バックのサウンドは正に「DREAMHUNTER」「ORGANIZED~」で聴けるTREATサウンドなのである(5thで言えば④⑥⑩に近い感じかな?)。情報によるとこの未発表音源のほうが本来5thアルバムとしてレコーディングされたもので、レコード会社から「ソフト(ポップ?)過ぎる」と作り直しを要求され、ああいった5thのサウンドになったようだ。(とは言え、未発表音源のような方向性で発表したとして、ファンにどう評価されたかは今となっては謎だが・・・)
正直言って今でも余り好きなアルバムではないけど、マットの伸びやかな歌唱は素晴らしいし、名バラード⑩の美しさは今でも色褪せていない。




2. ひたひたコラーゲン ★★ (2004-04-12 23:39:00)

実はこのアルバムも大好きw
とにかくvoの存在感!
曲もヨーロッパらしさは(-_-)//ソッチニ 置いといてカッコいいと思うし、クダラないアメリカの凡百のバンドよりよほどエネルギッシュな作品に仕上がっていたと思う
当時は前作までの作品+αとして新たな「引き出し」を見せたTREATに尊敬の念すら覚えました。でも解散しちゃダメじゃん・・・・・。・゜゜・(>_<)・゜゜・。



3. Ranzzy ★★ (2004-07-25 23:47:00)

正直、DREAM HUNTERくらいからTREATのボーカルの弱さが気になって、ボーカル変わらないかなあってずっと思っていたので、かなりこのアルバムは期待して買った。最初聞いたときは、「こんなのTREATじゃない」って思ったけど、TREATじゃないって思って聞けばかなりいいアルバム。というか、彼らのアルバムの中で一番完成度が高いとすら思えてきた。確かにROCK'N'ROLLっぽくなったけど、メロディは相変わらず良い。特に⑥のDOG DAY COMIN' DOWNなんか最高。それまで一番好きだった2ndより良く聞いてます。



4. m.c.A.K. ★★ (2004-11-07 00:30:00)

ま、私も今聴くとそんなに悪い感じはしないんですけどね・・・。
前作とのギャップがデカ過ぎるんで、それまでのファンは拒絶反応を示した方が大半だったと思います。新しいファンの開拓も上手くいかなかったし。
ACCEPTがかつてVocalを替えて幅広い層にアピールしようとして、多くのファンから拒絶されたでしょ?難しいですよね、ホント。




5. けんしょー ★★ (2006-09-09 11:59:00)

私、たまにロシアン・ルーレット再生ってのをするんです。
何かってーと、目をつむってCDラックから無造作に選んで、
タイトルを見ないで再生する、というというお遊びなんですが、
たまたまこのアルバムを聞いたんです。
当時は何か違和感を覚えて大して聴きこんでなくて、すっかり内容を忘れてまして。
聴いたときは「おや、BRITNY FOXだっけ?」なんて思いました。
できはいいんですが、TREATと思うとやっぱり違和感ですね。
でも、できはホントにいいですね。
この調子でもう1,2枚いけてたら良かったのに・・・。




6. とりとりと ★★ (2006-11-28 21:48:00)

先日部屋の整理をしていたら、出てきたのがこのアルバムでした。ものすごーい懐かしさとともに当時の裏切られた想いがこみ上げてきましたが、聞いてみたら、
「あれっ、いいじゃん」と。
当時は確かに「ORGANIZED CRIME」をイメージしたままなだれ込んだため、違和感を覚え、うなだれるだけでしたが、アンダースはやっぱり北欧シーンでは指折りだなってな具合で。
再結成が真剣であることを切に希望しますっ、です!!



7. ニャー ★★ (2007-08-18 12:59:00)

マット・レヴィンはいい人選だった!クセのある歌い方が実にかっこいい!
SWEDISH EROTICAも良かったし個人的には好きなヴォーカルだ!
だいぶ印象が変わったけどTREATらしい曲も幾つかあるしバラード系は出色の出来!
いいアルバムだと思う。聴いて損なし!



8. ずなきち ★★ (2018-03-18 07:50:29)

マット・レヴィンのVoで不評だった本作品ですが、私にはなかなかの傑作です。北欧メタル感は薄れてしまってますがポップな曲が多くバラードもいい。異端な作品ですがトリートの違う一面が見られます。



9. 失恋船長 ★★ (2018-12-22 06:43:26)

デビュー時からアメリカンロック志向が強かった北欧のバンド。作品を重ねる度にメインストリーム寄りの作品を連発、前作など良く言えば間口を広げた、悪く言えば散漫になった、そんな印象を強めた中でシンガーが元Swedish Eroticaのマッツ・レヴィンに交代。察しの早い方なら音楽性が、どっちの方向に進んだかは分かるでしょうね。
そんな予想通りの作風に舵を切ったアルバム。時代は1992年ですからね、メインストリームと言っても華やかなサウンドではなくへヴィでグルーブ感の強いサウンドが主流、彼らもその路線にならい方向転換です。
頭3曲が余りにも今までの流れと違うために多くのファンは戸惑ったでしょう。個人的には前作もかなり前半、やりに言っているので正直言って驚いていない。むしろアルバム全部、琴線に引っ掛かる事など皆無なので問題では無かったりする。

④以降はマッツの骨太な歌唱スタイルも生きるエモーショナルかつグルーヴィーだがメロディは北欧産と言う離れ業サウンドを披露。アメリカン度は楽曲によって配分は変わるが、このあたりも前作の流れを踏襲しており驚く事ではない。大きな変化と言えば時代であり、このバンドは常に時代を見据え音楽性を拡散してきた主流派タイプと言えるだろう。
グランジ・オルタナブームをも飲み込もうとした頭3曲でダメージを喰らったファンは、ベホイミ程度の回復呪文では戦えない程の深手を負ったのだろうが、④⑥⑦⑩などはマッツ・レヴィン加入の意義を存分に味わえる楽曲が揃っていると思う。アメリカン志向と欧州テイストの融合。マイナーではなくメジャーな質感を明確に感じさせる楽曲は、このバンドの名に恥じない名曲でしょうね。

ちょっとでもモダン臭がしてきたら拒絶反応を示す潔癖なファンには薦めませんが、前作のように時代に合わせ変貌するのが、このバンドと思える方なら、92年仕様のTreatとして割り切り楽しめるでしょう。ワタクシも今回、久しぶりに頭3曲を聴きました。
重ね重ね言いますが④以降はアメリカンのバンドにはない、メロディセンスが味わえます。それが北欧でありTreatなんですよね。

そう言えばEuropeの再結成作もダークな70年代型ロックに回帰していたが、今作も同じような感覚で作り上げられたのかも知れませんね。実に興味深い仕上がりでした。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示