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アンデルメルヘン歌曲集 (2006年)
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アンデルメルヘン歌曲集
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解説 - アンデルメルヘン歌曲集
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2006-02-05 09:15:00)

今年(2006)一月に発表された1stアルバム。
前から気になってたんですが、思ってた以上に個性的で面白いですね。
曲的にはアーティストの見た目やアートワークから連想される通りダークメルヘン的な要素が強く、
ポルカのような民族音楽っぽかったり昭和のアングラ演劇を連想させる妖しげな哀愁を
漂わせていたりしながらも、耽美かつキャッチーなメロディを軸にヴァイオリンやピアノ、
アコーディオンを使用し聞かせるといった感じでしょうか。
リズム楽器が入っている曲は少ないのに、ピアノやアコーディオンの伴奏がリズミックなため、
アップテンポな曲でもノリの良さが損なわれる事の無いアレンジも良いですね。
またヴァイオリンの活躍ぶりも良い感じです。ところどころ狂的なパートもあり耳を引きます。
このユニットは乙女チックなイメージで売り出しているようですが、男性でも
キッチュなものに惹かれる人ならきっと気に入ると思いますよ。
ただ、初聴き時はやはりヴォーカルの印象がかなり強かったですね。
見た目こそ可憐な少女って感じなのに、骨太なオペラヴォイスなんだもん(笑)。印象違過ぎ。
タイプとしてはRaphaelが一番近いでしょうか。でもこういう歌い方って男性よりも女性が
やった方が映えますね。なんかゴスロリ系やメルヘン系というよりも、裏路地で営業している
妖しげな占い師という印象。歌唱力には確かなものがあり、前述の狂気パートで歌のメロディが
ぐちゃぐちゃしていてもさらっと歌いこなしていて凄いですが、明らかに人を選ぶ声だと思います。
個人的には、歌は上手いし好きなのですが、語りはちょっと勘弁して欲しいかも。
入っている曲は多くないし上手いですが、ちょっと苦手。
しかし、1stでこの完成度はかなり凄いのではないでしょうか。
個性もあるしこれからが楽しみなアーティストです。



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