1997年12月10日にマーキュリー・ミュージック・エンタテイメントよりリリースされた9thアルバム。
マーキュリー移籍後初となる作品だが、契約が早々に終了したため、マーキュリー在籍時にリリースされた唯一のオリジナルアルバムとなった。
ギターが入っていない曲があったり、ほぼ全てのドラムが打ち込みであったりと、5thアルバム『狂った太陽』(1991年)以降取り入れてきたノイズ、打ち込みといったデジタル要素をより前面に押し出した作品。そういった背景もあり、一部の音楽雑誌では「BUCK-TICK史上最大の異色作」と評されている。
ギタリストの今井寿曰く、タイトルの「SEXY」にはスラングで「最新型の」と言う意味もあるらしく、「最新型の流線形」ということらしい。
後に「囁き」(1998年)がシングルカットされ、これに「SEXY STREAM LINER」・「キミガシン..ダラ」を追加収録したアナログ盤『LTD』(1998年)がリリースされた。これらのジャケットはどれも本作のジャケットのモチーフが使われている。
チャート最高順位
週間4位(オリコン)
登場回数5回(オリコン)