95年発表のサード。英国一位。一般的にはソロになってからのウェラーのアルバムの中ではもっとも評価の高いアルバムです。 前作「ワイルド・ウッド」で確立しだした「アメリカ南部音楽を射程に置いたソウルフル&アーシー路線」をもっと推し進めて、花開かせたアルバム。 ブレンダン・リンチ(アーシーでザラついた質感のサウンド傾向)のプロデュースのもと、アルバム一枚通して一貫した世界観で統一されているし、 楽曲のクォリティも高いです。「CHANGING MAN」「OUT OF SINKING」「YOU DO SOMETHING TO ME」ををはじめ代表曲多し。 それに加え、「ポーセリン・ゴッズ」(98年発表のベスト盤の日本盤ボーナスとして収録されていたライブバージョンが秀逸!)、 美しいバラード「TIME PASSES」…などなど、脇を固める楽曲もクォリティ高いです。 ここ最近のウェラーはよりストレートでメロディアスな印象があるけど、自分はこの時代のほうが好きです。まあこれは聴く人の好みかと…