2006年5月5日、Warner Bros.よりリリースされた9th Album。
3年ぶりのオリジナル・アルバム。日本盤は、ワーナーミュージック・ジャパンより2006年5月10日。2枚組、24曲122分34秒というボリューム。プロデューサーは、Rick Rubin。アルバムチャートでは、ついに初の全米1位を獲得。
ジャケットは、宇宙のアートワークになっており、DISC 1がJUPITER(木星)、DISC 2がMARS(火星)と分けられている。
オリコンアルバムチャートで、初登場1位を獲得。2枚組の洋楽アルバムとしては、史上初の快挙達成である。このほか、アメリカやイギリスを始め、全世界24ヶ国で1位を獲得している。
前作、前々作で推し進められたメロディー路線を継承しつつも、原点回帰と言えるファンク・パンクソングも揃った、集大成的な作品になった。メンバーは最高傑作と語っており、Fleaは「このアルバムが嫌いだということはすなわち、レッチリが嫌いだということ」と語る。
プロモーションや、反応ではYouTubeが極めて目立ったアルバムだった。ワーナーとYouTube社の連携牽引役といっても過言でない。シングル発売時のPV制作コンテストの発端にもなったと思われる。
ほぼ全ての楽曲に、John Fruscianteのギターソロが織り込まれているが、Johnが「現代の三大ギタリスト」(The New Guitar Gods)としてRolling Stone誌に選出された際、「Dani California」と「Make You Feel Better」のソロは譜面に起こしてレコーディングに臨んだが、他の曲のソロは即興演奏であることを明かした。
世界で764万枚以上のセールスを記録。
Producer Rick Rubin
Recorded March–December 2005, at The Mansion, Los Angeles, California, United States