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Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2006-05-21 20:32:00)

2005年発表の2nd。
私はドゥームって今までVAで聴いたくらいなので全く詳しくないんですが、これを聴いて、「こんな世界があったのか!!」と驚きました。

自身ではその音楽性を「ピュア・ディプレッシブ・ブラック・フューネラル・ドゥーム・メタル」と形容している通り、鬱を通り越して絶望の域に踏み込んでいるような、めっちゃ暗くて遅い、破滅的な音楽を演っています。まずリズムはドゥームなので当然遅く、しかも一打一打にエコーが掛かり闇に飲み込まれていくような雰囲気を醸し出しています。

リフはほぼメロディがなく、ノイズを引きずっているようなものを弾いていますが、ところどころキーボードやギターによるメロディもあり。ただそのメロディは流石自ら「ディプレッシブ」というだけあって非常に暗く、本当に黄泉の国だとかそういうイメージ。そこにヴォーカルのデスヴォイスが乗ると、正に破滅した世界で、殆どの人は死に絶え、生き残った人々も疫病に苦しんでいる…みたいな情景が浮かんできます。

そのヴォーカルの声もガラガラに枯れた獣のようながなり声で、ミックスのせいもあってまるで闇からの呼び声のよう。この声がオケの鬱・哀しみ・絶望といった雰囲気に加え、恐怖感をプラスしている感じですね。静寂からドラム&ノイジーなリフがガーンと入り、そこに「グアアアアアア!!」と絶叫が被さってくるともうなんだか嬉しくなってしまいます(笑)

ドゥームはVAで聴いてちょっと気になっていて、取りあえずブラック色が強いらしく評判も良いこのバンドの音源を買ってみましたが、大当たりでした。この雰囲気作りは本当に素晴らしい…鬱や絶望感を醸し出す音楽が好きな人は是非。これは浸れますよ。




2. 死暗 ★★ (2007-02-26 00:52:00)

私はこのNorttという方の作品、Xasthurのスプリットとこれしか持ってないんですけど、
全くもって素晴しいです。引き摺る様に遅くて暗くてそれがたまらない快感。
無性に聴きたくなる時があります。それで書き込みに至ってしまいました。
音楽の内容についてはUsher-to-the-ETHERさんの仰ってる通りで御座います。
私の中ではBurzumのFilosofemと共に寝る時のお供です。
不眠症で悩んでいる方には迷わずこれを差し上げますね。ホントにお気に入り。


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