VITAL SIGNSツアー、場所は新宿厚生年金会館での彼らの全盛期を捉えた貴重なライブアルバム。過去、VHS/LDで映像として発売されていたものを音源化している。 一応オフィシャルで発売されているが本人達の許可をとっていないらしいアヤシイ作品。 ただサウンドは素晴らしいし、全盛期の勢いも感じられて満足!ジミ・ジェイミソンのボーカルは圧倒的なパワーだ。4、5曲目のハイトーン連続ではさすがにキツそうだが、これらの楽曲を歌いこなすパワーは凄い。The Search Is Overでの絶唱は実に感動的! I See You Everyoneは10分を超えるところもライブならでは。 ファンならマストアイテム。私なんかは完全に後追いなんで、彼らの全盛期のライブを聴くことが出来てとても感動した。っていうかSURVIVORのライブ作品は現在生きているものはコレのみなのでは?
set list 1:Feels Like Love 2:Broken Promises 3:First Night 4:High On You 5:Popular Girl 6:I See You Everyone 7:The Search Is Over 8:I'm Not That Man Anymore 9:Eye Of The Tiger 10:Caught In The Game
アヤシイけど買っちゃいました(笑) ジミの声がライブで聴ける貴重な作品です。 選曲も当時のベストといっていいでしょう。 「High On You」ではイッパイイッパイになってますが、 「I See You In Everyone」あたりではエモーショナルな歌声を聴かせてくれます。 DVDも出してほしいけど権利関係的に微妙な作品らしいのでムリかな・・・
SURVIVORが'85年に行った、新宿厚生年金会館での初来日公演の模様を捉えた実況録音盤。VHS版だけでなく、CD化までされてたとは知りませなんだ。(自分が購入したのは『LIVE IN JAPAN 1985』と改題された日本盤) 名作『VITAL SIGNS』を発表し、意気上がるSURVIVORの最も脂の乗り切った時期のライブゆえ、メンバーのパフォーマンスにしろ、『VITAL~』収録曲中心のセットリストにしろ、そしてそれを受け止める観衆の盛り上がり具合にしろ、とにかく全編に亘って勢いが感じられます。各楽器陣のソロ・タイムまでしっかりと設けられた本編構成は、「売れ線狙いのポップ・バンドと侮らないで頂きたい!」との、SURVIVOR側のロックな主張が迸るかのようで、特にスタジオ盤ではその存在をさして気にしてなかった(酷)、リズム・セクションのタイトな仕事ぶりには感銘を受けましたね。 それに比べると、音を外したり、声が引っ繰り返りそうになったりと、ジミ・ジェイミソン(Vo)の歌唱は結構危なっかしい(ライブでの不安定さはずっと指摘されていましたけど)。いやでも、実力派シンガーとして鳴らした彼の荒い歌唱が聴けるのも貴重な記録と言えますし、ファンとしてここは「ライブならでは臨場感が味わえる」とポジティブに思考したい所存。観客の大声援を受けて、ジミが嬉しそうに「愛シテマス!」とか答えるのを聞くと、今となってはホロリと泣けてくるというね…。会場のボルテージが最高潮に達するハイライト、名曲“EYE OF THE TIGER”のジミ・バージョンがCDで聴けるのも有り難い。 SURVIVOR唯一(?)の公式ライブ盤という点でも、一聴の価値がある1枚ではないかと。
コレは見たこと無いけど、私の手許にある"Live in Japan 1985"(2009年リリース)と音源は同じみたいですね。しかし曲数がそれよりも2曲少なくて"It's the Singer, Not the Song"と"I Can't Hold Back"がカットされています。と言う訳で厳密に言うと唯一ではありませんが、どっちも元は同じ貴重な音源なのでこれ以上のツッコミは無しということで。ライヴ音源でつくづく思うのはJIMIのノドが案外弱いこと、これは火薬さんの仰る通りです。他の何かの映像で観た&聴いた"Burning Heart"なんか高音が全然出てなかったなァ…。でも基本は上手いシンガーだから、当時たまたま風邪気味だったらしく本調子じゃなかったのが本当に残念です。