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ERA ONE (2006年)
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ERA ONE
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解説 - ERA ONE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ★★ (2006-09-21 23:36:00)

SAMAELは絶対外さない。(CDの包装に貼ってあったラベルの言葉を意訳。)
このアルバムはVorphとXyだけの名義になってまして、かつXyは「Programmings」となっている。
つまり今作、Xyはドラム叩いてないということです。プログラミングのみ。
インダストリアル作・・・と片付けたいところなんですが、人工的なだけのいわゆるインダストリアルミュージックとも違う。
Xyの無慈悲なプログラミングとVorphの熱くて冷酷なボーカルが融合した逸品。
・・・この感想だとなんか「いつものSAMAELとそんな変わんないじゃん」って感じですね。
まぁ、いつもとは少し違うSAMAEL宇宙を味わえます。
ETERNAL以降の作風が好きな人には掛け値なくおすすめできますし、
6曲目なんかはVorphがちゃんと歌ってて、少しだけ、昔のSAMAELを彷彿とさせます。
難点は、1曲1曲が短いところですかね。
まぁこれもいつもそうですし、不必要に長くするとただ冗長なだけになってしまう可能性があるので
仕方ないことかもしれません。
2枚目(ボーナスCD?)「LESSON IN MAGIC」は、クレジットを読む限りではXy単独です。
つまりこっちがインダストリアルですか。
実はまだ聴いてません。でも外さないでしょう。SAMAELだから。



2. Usher-to-the-ETHER ★★ (2007-10-18 22:24:00)

2006年発表の7th。2枚組です。
…というか、このアルバムはオリジナルにカウントしちゃっていいんでしょうか。名義もVorph&Xyの兄弟だけですし、特別なアルバムと考えた方がいいのかも。

「Era One」

SAMAELってある時期以降、メタルとエレクトロニカを上手く融合させたような音楽をやっていたと思うんですが、ここで聴けるのはギターやデスヴォイスなどメタル要素を排除し、更にエレクトロニカ要素を強めた作品。ULVERの4thやMANESの2nd辺りに近いと言えそうですがメタリックなギターが入ってない分、こちらの方がよりメタルから遠ざかってます。

メタルではなくなっても、曲から見えてくる宇宙的な風景はいつものSAMAELと共通してるのでファンならば楽しめるアルバムだと思います。また、このアルバムではVorphが普通声で歌ってますが、これがセクシーで実に素晴らしい。「Diamond Drops」なんて、もう声だけで悶絶もの(笑)。普段のアルバムでもこの声使って欲しいなぁ…。多分、この声だったら音楽性がメロスピだろうがドゥームだろうが絶賛してたと思います。それくらい素晴らしい声。

「Lesson in Magic #1」

こちらは「Era One」を更にエレクトロニカ方向に押し進めた、打ち込みによるオールインストの音楽で、実質的にはXy氏のソロと言えそう。殊にリズムが強調されていて、聴いていてトリップ出来そうな作品。メロディがほぼ無く、音響や効果音とリズムで聴かせる曲でもスペイシーさを感じられるのは、流石Xyという所でしょうか。


最初にこのアルバムから聴くのはお勧めしませんが、SAMAELのスペイシーな世界観に惹かれる方は是非。「Diamond Drops」の色気のある声で悶絶してください(笑)



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