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QUEEN OF SIAM (1985年)
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QUEEN OF SIAM
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解説 - QUEEN OF SIAM
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Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★ (2006-11-06 21:43:00)

女性ブルータル・シンガーの元祖、ザビーネ・クラッセン擁するドイツのベテラン・スラッシャー、'86年発表の1stアルバム。
本作を一聴してまず耳を捉えるのは、やはりザビーネ姐御の強烈なVo。その断末魔の如きシャウトは
女性・・・いや、人間離れした凶悪なブルータリティを発散。しかもブックレットの写真を見れば判るとおり、
ARCH ENEMYのアンジェラ・ゴソウに勝るとも劣らない美貌の持ち主なんだから、素晴しいじゃありませんか。
その彼女によって歌われるサウンドの方は、既に「スピーディで勇猛な王道ジャーマン・スラッシュ・メタル」という方向性が
しっかりと定まっているものの、デビュー作という事で、まだまだ大人しい印象が強い(飽くまで2nd以降と比較しての話だけど)。
これはウリ・カッシュの前任Dsが、オーソドックスなドラミングに終始している事も大きいと思われる。
尤も、それが悪いなんて事もなく、エッジーなリフ主導で突っ走る楽曲の数々は、①④⑦辺りを筆頭に
NWOBHMからの影響が色濃く薫り、アンディ・クラッセン(G)も、後にも先にもこれっきりの
メロディックなGプレイを随所で炸裂させている。未完成な部分も含めて、非常に魅力的な1枚。




2. 失恋船長 ★★ (2016-04-12 14:00:23)

元祖デスヴォイス女性シンガーとして、その名を知られるサビーネ・クラッセンを擁する女性シンガーをフロントに据え置いたアーセン出身の古参ジャーマンスラッシャーの記念すべき1st。次作と比べるとまだまだ大人しいオーソドックスなメタル寄りの音楽性を披露しており、激烈さは薄目ですが、ジャーマン由来の剛毅なプレイを従え獰猛に威嚇するサビーネ嬢の歌声を中心としたバイオレントな作風を貫いており、後の片鱗を伺わせております。ドイツのバンドらしい、遊び心を排した生真面目なサウンドは面白い面白くないは別として安心して聴いてられますね。


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