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World Chaos (1990年)
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World Chaos
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解説 - World Chaos
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★ (2006-11-08 22:49:00)

サイドGが抜け、1st以来の4人編成に戻って'90年に発表された4th。(実際はBもアンディ・クラッセンが弾いてるのだが)
完成度は高かったにも関わらず、3rdアルバム1枚きりでメジャー・レーベルからドロップしてしまった
鬱憤を晴らすかの如く、今回はスラッシーな雰囲気が復活。①からゴリッゴリに飛ばしまくる。
いつになくアグレッシブに刻まれる、ハードコア風の硬質なリフ・ワークが前面の押し出された分、
メロディが後退。ザビーネ・クラッセンのVoも、再び凶暴性を取り戻している印象。
パンクからの大きな影響を筆頭に、実は曲調は前作以上にバラエティ豊かだったりするのだが
(⑥はDEAD KENNEDYSの、⑫はBEASTIE BOYSのカヴァーだ)、①④⑨⑩⑪といった高速スラッシュ・チューンが
物語る通り(②も良い曲)、バンドとしての基本軸にブレがないので、散漫な印象は皆無。
まぁ個人的には、各楽曲のクオリティは今一歩前作には及んでいないような気がするけど・・・。
尚、ダイナミックなドラミングでバンドのグレードアップに大きく貢献したウリ・カッシュは、本作を最後に脱退。




2. めたるおばさん ★★ (2007-01-28 21:21:00)

このアルバムは確かに押せ押せタイプの曲が多いですが、アグレッションが少々減っているような気もします。とはいえ、ザビーナ姉御の反骨精神たっぷりのパンキッシュな歌詞にシビレます。Guns'n Mosesの冒頭でFuck all the middle class!なんて叫んで下さるし、カヴァーだけどToo drunk to fuckなんて歌ってしまうあたり、並の女性ではございません。
個人的にはこのアルバムの白眉はDeutschland(ドイチュラント:ドイツ語でドイツのこと)だと思っています。ドイツ東西再統一にちょうど国内中が浮かれているとき、「ドイツよ過去を思い出せ、お前は死と戦争をもたらしたのだ」なんて歌うとは・・・。残念ながら私はリアルタイムでファンをしていなかったので、当時この曲がドイツ国内でどう受け止められたのか知りませんが、勇気があるというかなんというか、さすが姉御です。まさかライヴではやってないよね?



3. 失恋船長 ★★★ (2017-01-31 20:44:07)

今なら誰も信じてもらえないでしょうが、このバンドはとにかく評判が悪かった。ワンパターンの楽曲と言う批判も多かったが、一番は美系なのに、濁声吐き捨てシンガーのサビーナ嬢の存在に対する苦言たるや、権威ある商業誌における酷評ぶりには、ファンじゃなくとも、そこまで言わんでもと擁護したくなるほど最低の評価でした。それは当時の話で、今は時代が違いますよでは済まされない、それはそれはの罵詈雑言でしたね。おかげさまで随分と肩身の狭い思いをしましたよ。

時代は90年代、その新時代の幕開けに乗り遅れる事無く、スピード感よりもバキバキと唸るソリッドな硬質感をアップ。このバンドの魅力たるヘヴィネスさは健在だが、スピーディーで印象的なメロディが減った分、やや喰い足りなさを覚えるが、バイオレントな作風に終始したスタイルは、ダイナミックな曲構成とサビーネ嬢のタフな歌声が生みだす相乗効果を際立たせ、新時代の幕開けに相応しい魅力を提示してくれましたね。




4. 正直者 ★★★ (2018-05-16 20:39:48)

ウリ・カッシュのラストプレイが楽しめる。今や当たり前の女性によるデス系シンガー。当時はマジでバカにされていた。時代は変わるもんだとつくづく思うよ。だから若者にススメたい。キュートな顔立ちからは想像もつかないディストーションヴォイスに震えるよ。
凶暴なアジテーションメタルにはピッタリの歌声だから、今の耳で捉えても超絶クールに聞こえるから。


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